令和 4年 6月 定例会(第2回) 令和4年6月招集
我孫子市議会定例会会議録(第3号) 令和4年6月14日(
火)---------------------------------------
△議事日程 議事日程(第3号) 令和4年6月14日(火)午前10時開議日程第1.市政に対する
一般質問日程第2.請願の
件--------------------------------------- 午前10時00分開議
○議長(甲斐俊光君) これより本日の会議を開きます。---------------------------------------
△市政に対する一般質問
○議長(甲斐俊光君) 日程第1、昨日に引き続き市政に対する一般質問を行います。 順次発言を許します。
公明党江川克哉議員。 〔江川克哉君登壇〕
◆(江川克哉君) 公明党の江川克哉です。本日は湖北小の子どもたちが傍聴してくださるということで、張り切ってまいりたいというふうに思っております。 まず、大綱の1点目、市民生活・総務・消防行政。 (1)1点目ですが、
ウクライナ避難民の受入れについてであります。 ロシアによる
ウクライナ侵攻が始まってから3か月が経過いたしました。国外に避難する
ウクライナの住民は500万人を超えています。本市は、赤十字社が実施する
ウクライナ避難民を受け入れる周辺国における救援活動を支援するため募金箱を設置し、
ウクライナ人道危機救援募金をしております。日本国内でも、
ウクライナ避難民の受入れが始まっています。 千葉県内では、千葉市と柏市で、いち早く逃れてきた
ウクライナ人が身を寄せており、生活にまつわる様々な支援を展開しています。千葉市では、
災害被災者向けの市営住宅を提供するほか、
外国人相談窓口の拡充を進め、
通訳ボランティアを募集しています。柏市では、
民間事業者が無償提供するアパートや知人宅に暮らしております。さらに、市営住宅を確保、修繕を進めて、提供できる戸数を増やす予定です。鎌ケ谷市では、市営住宅2戸の提供や家財道具の設置、
生活支援金1世帯当たり16万円支給、相談窓口を開設します。対応言語は英語で、
ウクライナ語、ロシア語は調整中です。 そこで、お伺いいたします。 ア、
ウクライナ避難民の受入れに対する本市のお考えをお示しください。
○議長(甲斐俊光君)
江川克哉議員の質問に対する当局の答弁を求めます。
星野順一郎市長。 〔
市長星野順一郎君登壇〕
◎市長(
星野順一郎君) ロシア軍による
ウクライナ侵攻の影響を受け、避難民の受入れが開始された当初、市内での
ウクライナ国籍の在住者を確認をしたところ該当はありませんでしたので、この環境では、
ウクライナからの避難民の方が安心して日常生活を送ることができないと判断をし、
ウクライナ人道危機救援金という形で支援を開始したという経緯があります。 しかし、
ウクライナで軍事行動が開始され100日以上が経過をし、現在でも子どもや民間人を含めた犠牲者や避難民が増え続けており、日本でも避難民の受入れを表明している自治体が増えてきたことから、我孫子市としましても、避難民の受入れについて大変重要なことであると認識をしているところです。現在のところ本市に対する
ウクライナ避難民からの直接の支援要請はありませんが、今後の受入れ要請に備え、住宅の提供や生活への支援などについて、企画政策課において受入体制の構築に向けた調査を行っているところです。 また、市民の方からも、受入れに協力したいという温かい声をいただいていることもありますので、今後、受入れが必要となった際には、千葉県や関係機関と連携をし、速やかに対応できるように準備を進めてまいります。
○議長(甲斐俊光君)
江川克哉議員。 〔江川克哉君登壇〕
◆(江川克哉君) ありがとうございます。 本市には、
ウクライナ人の方がいらっしゃらないということなんですが、今後、検討していただけるということで、何とぞよろしくお願いいたします。 続いてまいります。
ウクライナ避難民の方々が日本で生活していく上で、生活習慣、宗教の違い等で、様々な困難があると思われますが、一番の問題となるのは言語ではないでしょうか。言葉が分からなければ、病院にも行けません。
ウクライナ語が話せる方は日本国内では大変に少ない状況ですが、
ウクライナの方は
全員ロシア語が話せると伺いました。ロシア語が話せる方は一定数いらっしゃると思います。 そこでお伺いいたします。 イ、AIRA、我孫子市
国際交流協会を通じてロシア語が話せる方を募集することが必要であると考えますが、御見解をお示しください。 ウ 避難民の受入れには、通訳以外にも相談窓口の充実や、住宅、支援金、医療、就労、子育て、教育など検討課題が多岐にわたり、事前に
ガイドラインの作成が必要であると考えますが、御見解をお示しください。よろしくお願いいたします。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
星野順一郎市長。 〔
市長星野順一郎君登壇〕
◎市長(
星野順一郎君) イ、ウについて併せてお答えをいたします。 ロシア語への対応についてAIRAに確認をしたところ、
ウクライナ語も含め通訳支援が可能であるとの回答をいただいています。今後、
ウクライナ避難民を受け入れることとなった際には、AIRAと連携をし対応していくとともに、翻訳機器の貸出しなど言語の支援に努めてまいります。 なお、
ガイドラインにつきましては、相談窓口の開設、住居の提供、支援金の支給等様々な支援策を整理した上で作成をする必要があると考えていますので、まずは、避難民の受入れがスムーズに行える体制が構築できるように準備を進めてまいります。
○議長(甲斐俊光君)
江川克哉議員。 〔江川克哉君登壇〕
◆(江川克哉君) ありがとうございます。 そのほかにも様々な課題があると思うんです。例えば、銀行口座を作ったりとか、電気も使うでしょうし、様々なことが考えられると思いますので、大変だと思いますが何とぞよろしくお願いいたします。 続きまして質問の2点目、停電時の避難所の非常用電源についてであります。 台風や地震などの災害時には広範囲にわたる停電が発生するおそれがありますが、電動車を
移動用電源として活用することにより、避難所等に給電することができます。実際に、令和元年の台風第15号、
房総半島台風による千葉で発生した停電の際には、
自動車メーカーが被災地に電動車を派遣、
外部給電機能を活用した活動を行いました。具体的には、避難所での携帯電話の充電や灯火の確保、乳幼児、高齢者などがいる個人宅や、
高齢者施設などでの給電を行いました。 しかし、電動車を保有されている方の中には、非常時に電動車から給電ができることを認識されていない方もいるといった課題もあります。このため令和元年7月に立ち上げた
自動車メーカー、
エネルギー関連企業、電動車の
ユーザー企業等が参画する
電動車活用社会推進協議会において、災害時の電動車の活用について議論を行いました。こうした議論を踏まえ、経済産業省は国土交通省と連携し、災害時における電動車の
活用促進マニュアルを作成しました。同
マニュアルでは、電動車のユーザーや電動車の活用を検討されている自治体に、住民の参考としてもらえるように電動車の
外部給電機能、給電時の注意事項等をまとめています。 そこで、お伺いいたします。 ア、現時点での避難所の非常用電源について、本市はどのようにお考えでしょうか。よろしくお願いいたします。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
海老原郁夫市民生活部長。 〔
説明員海老原郁夫君登壇〕
◎説明員(
海老原郁夫君)
避難所ごとの非
常用電源設備の設置については、市としても有効と考えており、現在のところ合計7か所の公共施設の避難所に整備をしています。そのため今後も引き続き、必要な設備について計画的な整備を検討していきます。 また、現在、災害発生時の電源として、全ての小中学校の備蓄倉庫には非
常用発電機を整備するとともに、携帯電話や
スマートフォンの充電ができ、運搬が可能な
ポータブル蓄電池についても、昨年度9台を購入しており、今後も整備を進めていきます。
○議長(甲斐俊光君)
江川克哉議員。 〔江川克哉君登壇〕
◆(江川克哉君) ありがとうございます。 7か所を計画的に、これから準備もされるということなんですが、現在ある非常用電源のことについて再質問をさせていただくんですけれども、現状で今あるものでは足りないので、今後もどんどん増やしていくというようなお考えでよろしいんでしょうか。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
海老原郁夫市民生活部長。
◎説明員(
海老原郁夫君) 現状で、充足している部分というのはあるかと思います。ただし非常用電源については、いろんな選択肢を含めて増やしていくことも肝要かと思いますので、今後も増やしていこうというふうに考えております。
○議長(甲斐俊光君)
江川克哉議員。 〔江川克哉君登壇〕
◆(江川克哉君) ありがとうございます。 昨日の岩井康議員の質問の中でも、蓄電池というのも出てきましたので、今後、台風の季節になりますけれども、ぜひとも、いざというとき市民が避難ができるような体制の構築を何とぞよろしくお願いいたします。 続きまして、令和2年3月定例会において、私は、大災害時に停電したときの避難所の非常用電源について野田市の事例を挙げて、
自動車メーカーとの
災害連携協定を結ぶことで、
電気自動車の展示車を供給できる体制づくりについて提案をさせていただきました。以前申し上げた野田市の事例とは別の
自動車メーカーは、全国の100の自治体、千葉県内では茂原市、酒々井市、四街道市、浦安市、流山市、勝浦市、市原市、銚子市、印西市、大網白里市、館山市、船橋市、佐倉市、八街市、八千代市、千葉市、東金市、木更津市、君津市の計19自治体と
災害連携協定を締結しております。 そこで、お伺いいたします。 イ、多くの自治体が
自動車メーカーと
災害連携協定を締結しています。本市においても、
自動車メーカーとの
災害連携協定の締結が必要と考えますが、改めて御見解をお示しください。 ウ、電動車を所有する市民に対して、大災害時の避難所の非常用電源に活用することができることを啓発する必要があると考えますが、本市のお考えをお示しください。よろしくお願いいたします。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
海老原郁夫市民生活部長。 〔
説明員海老原郁夫君登壇〕
◎説明員(
海老原郁夫君) イ、ウについて併せてお答えします。 大
規模災害発生時に長時間に広範囲に及ぶ停電が発生した場合に備えて、避難所において様々な非
常用発電設備を準備していくことが必要となります。その一つとして、災害時に外部給電可能な車両等の貸与を受けるために、
自動車販売店との協定締結は有効なものと考えます。 都市部における大規模災害においては、複数の市町村が同時に被害を受けることを想定した幅広い連携が重要となることから、千葉県は令和3年6月に販売店8社から成る千葉県
オールトヨタとの間で、災害時における
外部給電可能車両等の貸与に関する協定を締結しています。この協定に基づき、我孫子市では千葉県に対して車両の貸与要件等に係る同意書を提出し、災害時においては千葉県
オールトヨタから協定に基づく車両貸与を受けることが可能です。市では今後も外部給電可能な車両等の貸与を受けるために、千葉県を中心とした幅広い連携を進めていきます。 また、外部給電が可能な車両は、自宅が停電した場合の生活用の電源として使用していたことが基本であり、市民の皆様に避難所への電源供給に御協力いただくことは難しいものと考えますが、今後も
自動車メーカー及び
自動車販売店が行っている販売、啓発の活動について取組を注視していきます。
○議長(甲斐俊光君)
江川克哉議員。 〔江川克哉君登壇〕
◆(江川克哉君) ありがとうございます。 千葉県のほうでトヨタと協定を結んでいるということなんですけれども、ぜひとも先ほど言っていただいたように、市との独自の連携協定のほうも、ぜひ何とぞよろしくお願いします。 また、先ほど基本的に自分の電動車をお持ちの方でも、自分自身が被災に遭ってしまって、自分の家の電源を使うという場合は、もちろん供給できないと、難しいと思うんですけれども、では、その方も自分の家から避難所に避難をしている場合もあるかと思いますので、そういったときに避難所に電動車を供給できるような、そういった
マニュアルの啓発のほうを何とぞよろしくお願いいたします。 続きまして質問の3点目、AED(
自動体外式除細動器)についてであります。
心肺停止者の救命率は、
電気ショックが1分遅れるごとに7から10%低下すると言われております。
総務省消防庁の救命救助の現況では、通報から救急車が到着するまでの平均時間は7.8分を要することから、処置をせずに救急車の到着を待つだけでは手後れになるケースがあります。救急車の到着までに、
バイスタンダー、けが人や急病人が発生した場合、その場に居合わせた応急処置ができる人が心肺蘇生とAEDによる
電気ショックを行えば、救命率は50.2%に上ります。 毎年2月に開催され、約3万7,000人の
市民ランナーが走る
東京マラソンでは、平成19年の開始から平成27年までに
心肺停止状態になったランナーが7名いますが、その7名全員がAEDや
心肺蘇生法によって命を救われています。 私
ども公明党は、平成16年12月議会、平成17年9月議会において、市内の
AED設置の必要性について質問をして、平成17年7月に
市民体育館に設置されました。その後、本市に計画的に設置され、AEDは年々増え、公共施設や保育施設に加えて商業施設や企業、コンビニエンスストアへも設置しています。現在、市内では我孫子地区96台、天王台地区60台、湖北地区45台、新木地区15台、布佐地区31台の計247台が設置されています。 大切な御家族や友人の命を守るために、
バイスタンダー育成のための
心肺蘇生法、AEDの使用方法を学べる救命講習を受講することはとても大切だと思います。本市のこれまでの受講者は延べ約6万人規模にまで増えています。しかし、一度講習を受けたが復習をしておきたい。このように思う市民は多いのではないでしょうか。いざというときのために再講習を行うことは重要なことであると考えます。本市の
ホームページにも紹介されていますが、
総務省消防庁が作成した
一般市民向け応急手当ウェブ講習では、ユーチューブの動画を見て救命講習の習得をすることができます。事前に受講することで講習会時間を短縮できます。 そこで、お伺いいたします。 ア、本市において救命講習の再受講はどのように行われておりますか。現状をお示しください。 イ、予約なしで
インターネットを通じて受講できる
ウェブ講習、
eラーニングのことについての市民への周知が重要であると考えますが、お考えをお示しください。よろしくお願いします。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
石井雅也消防長。 〔
説明員石井雅也君登壇〕
◎説明員(石井雅也君) アについてお答えします。 我孫子市が実施する応急手当の
普及啓発活動につきましては、
総務省消防庁の実施要綱に基づき、我孫子市応急手当の
普及啓発活動実施要領を策定し、市民に対する
応急手当てに関する正しい知識と技術の普及のため
救命講習会を開催しております。 再受講の現状につきましては、再講習としてのカリキュラムは設けておりませんが、救命技能の維持向上を目的に、2年から3年間隔での再受講をお願いしております。また、知識の再確認のため、応急手当の
ウェブ講習、
eラーニングを定期的に受講するよう案内をしております。 次に、イについてお答えします。 応急手当の
ウェブ講習につきましては、
総務省消防庁の
ホームページに掲載されている
インターネットを利用して、応急手当の基礎知識を学ぶことができる講習となります。当市においても
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止等の観点から、令和2年9月に
新型コロナウイルス感染症を踏まえた
応急手当講習会実施要領を策定し、
ウェブ講習の受講や講習時間の短縮等を含む新たな開催基準を定め
救命講習会を開催しております。 市民への周知方法につきましては、年間12回の開催を予定している一般公募による
救命講習会のうち、8回を
ウェブ講習を適用した講習会を実施するほか、
市内事業者・団体等から
救命講習会の開催依頼があった場合は、
ウェブ講習を活用した講習会の受講についての案内を行っております。 今後も、再受講を含めた
受講機会拡大を図るため、
ホームページや
フェイスブック、広報等を活用し、
ウェブ講習の普及に努めてまいります。
○議長(甲斐俊光君)
江川克哉議員。 〔江川克哉君登壇〕
◆(江川克哉君) ありがとうございます。 二、三年に1回、再講習の御案内をされているですとか、
ウェブ講習の御案内もされていたり、非常にありがとうございます。 そういったことも含めてちょっと次の質問に行かせていただくんですけれども。本市において、コロナ禍でも
バイスタンダーを増やすために、
感染防止策として参加者1人に対し
訓練用資機材を一式用意することで、1人当たりの実技時間を十分確保し、講習時間を60分短縮しております。 そこで、お伺いいたします。 ウ、
救命講習会の
コロナ対策や再講習の重要性についての周知をメールや書面で積極的に通知することが必要であると考えますが、本市のお考えをお示しください。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
石井雅也消防長。 〔
説明員石井雅也君登壇〕
◎説明員(石井雅也君)
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止を踏まえた新たな講習会の開催方法につきましては、市民が安心して参加できるよう、注意事項として参加者の皆様へを
ホームページに掲載し、周知を図っております。 再講習の周知方法につきましては、メールの活用を含め、直接伝える手法や近隣市の実施状況を調査してまいります。また、新たに
ホームページに再講習の重要性を掲載するほか、
フェイスブックや広報等を活用し啓発に努めてまいります。
○議長(甲斐俊光君)
江川克哉議員。 〔江川克哉君登壇〕
◆(江川克哉君) 既にメールで周知していただいているということで、ありがとうございます。今後とも、何とぞよろしくお願いいたします。 柏市では、
救命率向上を目指し、京都大学、株式会社ドーン、
財団法人日本AED財団の4者が連携し、共同開発された
AED運搬システムアプリケーション、AED GOを導入しました。救命講習を受講し登録した
救命ボランティアが<心停止の疑いがある119番通報を受けた
消防指令センターから、
スマートフォン内の
アプリAED GOに、現場の場所とAEDの設置場所の通知を受信するものです。 そこで、お伺いいたします。 エ、
救命ボランティアの育成、増員を目的とするツールとしてAED GOの調査・研究が必要であると考えますが、お考えをお聞かせください。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
石井雅也消防長。 〔
説明員石井雅也君登壇〕
◎説明員(石井雅也君) 救命率の向上を図るため、AEDを素早く使用できる環境を整備することは重要であると考えています。AED GOは、柏市において平成29年から、個人宅を除いた公衆の場所において約4年間の
試行運用期間を経て、令和2年より本格運用しております。 本市といたしましては、柏市の状況を注視し、その成果や効果、課題について把握した上で検討したいと考えております。
○議長(甲斐俊光君)
江川克哉議員。 〔江川克哉君登壇〕
◆(江川克哉君) ありがとうございます。 せっかく119番通報が広域になって、同じところに電話が行くようになりましたので、ぜひとも、そういった機会もありますので、今後、調査・研究のほうを続けていただきたいと思いますので、何とぞよろしくお願いいたします。 続きまして質問の4点目、女性に配慮したAEDの使用方法についてであります。 2019年に京都大学などの研究チームが公表した調査結果によりますと、学校内で心停止した生徒に対して、AEDにより救命に使われたかどうかに関して、高校生以上では男女で差があるということが分かりました。小中学校においては、
AED使用についての男女の差がない一方で、高校生以上の方においては、心停止した生徒でAEDのパッドが貼られたのは男子が83.2%、女子が55.6%と、実に約30%の差があることがこの調査で分かりました。この差の原因としては、女性の服を脱がせることに抵抗感があるのではないかと考えられます。重要な救命行為を妨げている可能性が指摘されています。 埼玉県越谷市や茨城県取手市では、
心肺停止者の
プライバシーに配慮しつつ、胸骨圧迫をする部位や肌を隠す用途目的で、
AEDボックス内に三角巾を配置しました。 そこでお伺いいたします。 ア、本市において、
心肺停止者の
プライバシーを守るための三角巾を
AEDボックス内に配備する必要があると考えますが、御見解をお示しください。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
石井雅也消防長。 〔
説明員石井雅也君登壇〕
◎説明員(石井雅也君)
AEDボックス内の三角巾の配備については、
プライバシーの保護や止血等の
応急手当てにも活用できることから、有効であると考えています。
バイスタンダーが適切にAEDを使用でき、
救命率向上につながるよう
AEDボックス内に三角巾の配備を進めてまいります。
○議長(甲斐俊光君)
江川克哉議員。 〔江川克哉君登壇〕
◆(江川克哉君) ありがとうございます。 女性の救命率がかなり、30%差があるということですので、その差を縮めるためにも、何とぞよろしくお願いいたします。 続きまして質問の5点目、
自動販売機の設置についてであります。 平成28年の地方自治法の改正により、
地方公共団体以外の者に敷地を貸し付けることができるようになりました。平成29年6月議会において、私
ども公明党が公共施設への
自動販売機の設置基準に関して質問をしております。そのときの当時の総務部長の御答弁で、各施設に設置されている
自動販売機の設置契約の際に統一された基準で契約ができるよう、設置基準の作成を検討していきますとありました。その結果、令和元年に設置基準が作成されました。 そこで、お伺いいたします。 ア、本市の
自動販売機の設置基準には、災害対応について明記されていますが、内容をお示しください。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
小林修財政部長。 〔
説明員小林修君登壇〕
◎説明員(小林修君)
自動販売機の設置基準につきましては、公募により選定することで手続の公平性や透明性の確保とともに自主財源の確保を目的に必要な事項を定めており、
自動販売機自体の機能は施設の形態や利用状況に応じて、募集要領の中で選択した条件を付すこととしております。 募集要領における
自動販売機能の条件の一例として、災害時に
自動販売機内の商品を無償提供する
災害対応機種とすることや、
Wi-Fi搭載機種とすることとしております。
○議長(甲斐俊光君)
江川克哉議員。 〔江川克哉君登壇〕
◆(江川克哉君) ありがとうございます。 災害対応についての明記がそのようにされているということで、次の質問をさせていただきます。 さて、
東日本大震災では、電話がつながらない、メールが届かない状況になりました。原因は、通話が殺到したことによる通信規制と停電による基地局の電源喪失です。災害の発生により停電しても作動し、非常用の
Wi-Fi接続の
通信インフラとして利用でき、無料で飲料水を提供することができる
災害対応自動販売機の機能を有しているものもあります。 先ほど言っていただきましたけれども、平時においては、設置施設への来訪者や観光客等へ
無料Wi-Fiサービスを提供します。停電時には、手動の発電機が設置されており、発電させ一定程度の電圧がチャージされると、飲料水の取り出しが可能となります。その電力で、携帯電話等の充電にも使用できます。無停電型蓄電池を搭載している機種もあり、停電時には、蓄電池により作動します。導入費用、維持費用は、飲料メーカーと連携し、
自動販売機の売上げで賄うため、かかりません。 そこでお伺いいたします。 イ、本市の公共施設に設置される
自動販売機を、災害時に停電しても無料
Wi-Fi接続できる機器に計画的に入れ替えていくことが必要であると考えますが、お考えをお示しください。よろしくお願いします。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
小林修財政部長。 〔
説明員小林修君登壇〕
◎説明員(小林修君) Wi-Fi機能つき
自動販売機については、停電時にも利用可能な蓄電バッテリー搭載を今後機能条件に加えるなど、施設形態や利用状況に合わせた機能を公募の際に導入できるよう、公共施設所管課と協議・検討していきます。
○議長(甲斐俊光君)
江川克哉議員。 〔江川克哉君登壇〕
◆(江川克哉君) ありがとうございます。 今おっしゃっていただいたように今後検討していただけるということなんですが、次の質問にもちょっとつながることがあるんですけれども、ソーラーパネルを搭載した環境配慮型
自動販売機もあります。昼間は、ソーラーパネルで発電した電力を蓄電池に充電しておき、それを夜間に使用することで夜間照明の消費電力量ゼロを実現しました。コロナ禍において非接触で販売できる
自動販売機も開発されました。購入、決済、受け取り時間、受け取り場所の全てを
スマートフォンのアプリで操作可能です。 そこでお伺いいたします。 ウ、このように、技術革新の進化のスピードは目覚ましく、時代の変化に合わせて設置基準を見直す必要があると考えますが、お考えをお示しください。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
小林修財政部長。 〔
説明員小林修君登壇〕
◎説明員(小林修君)
自動販売機設置基準等につきましては、時代の変化に応じて必要な見直しを随時行っていきたいと考えております。
自動販売機の機能は、技術が進歩していることから、公募の際には新たな機能の有効性を検討し、募集要領の機能条件について、公共施設の所管課と協議していきます。
○議長(甲斐俊光君)
江川克哉議員。 〔江川克哉君登壇〕
◆(江川克哉君) ありがとうございます。 本当に技術の進化のスピードってすごいと思います。それについて対応していくというものは大変だと思いますけれども、何とぞよろしくお願いいたします。 続きまして大綱2、健康福祉行政です。 質問の1点目、帯状ほう疹ワクチン接種についてであります。
新型コロナウイルス感染症が蔓延する中で、帯状ほう疹を発症する若者や高齢者が急増しています。帯状ほう疹は、多くの人が子どものときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。実は、日本人成人の90%以上は、このウイルスが体内に潜伏することによってできる抗体を有しています。これは、多くの人が子どものときに感染する水ぼうそうが、水痘・帯状ほう疹ウイルスの感染によるもので、感染したウイルスは水ぼうそうが治った後も症状を出さない状態で体内に潜み続けています。 このように、子どものときに水痘・帯状ほう疹ウイルスに感染した人は、このウイルスに対する免疫を持っていますが、獲得した免疫は年齢とともに弱まり、帯状ほう疹を発症してしまうリスクが高くなる傾向があります。過労やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して帯状ほう疹を発症します。50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状ほう疹を発症すると言われております。体の左右どちらかの神経に沿って痛みを伴う赤い斑点と水膨れが多数集まって帯状に生じます。症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りに現れることがあります。 実は一昨日のニュースで、ジャスティン・ビーバーさんもラムゼイハント症候群という帯状ほう疹との合併症になってしまって、顔の右半分が麻痺になって目が閉じられない状況になってしまったというニュースもありました。 皮膚の症状だけでなく神経にも炎症を起こし、痛みが現れます。神経の損傷がひどい場合、皮膚の症状が治った後も痛みが続くことがあり、3か月以上続くものを帯状ほう疹後神経痛(PHN)と呼びます。PHNは、焼けるような締めつけるような持続性の痛みや、ずきんずきんとする痛みが特徴です。PHNになりやすい因子として、年齢、高齢者に多いんですけれども、痛みが強い、皮膚症状が重症であるなどがあります。50歳以上で帯状ほう疹を発症した人のうち、約2割がPHNになると言われております。 50歳以上の人は、ワクチンを接種することによって帯状ほう疹を予防することができます。平成28年3月から国内で接種することができるようになりました。テレビコマーシャルでお知りになった方もいらっしゃると思います。ワクチンは2種類あり、不活化ワクチンであるシングリックスと生ワクチンであるビケンがあります。効果は、2回接種するシングリックスで、発症予防効果は、50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8%です。また、帯状ほう疹後神経痛の減少率は、50歳以上で100%、70歳以上で85.5%と、いずれも高い効果が認められています。 費用は2回接種するシングリックスで、1回当たり2万円から3万円程度かかります。1回接種のビケンで7,000円から1万円程度かかります。令和元年10月から東京都文京区で、令和2年名古屋市で費用を助成するようになり、埼玉県鴻巣市や千葉県いすみ市でも費用を助成するようになりました。自己負担額は、文京区はビケンのみ助成しており4,000円、名古屋市はシングリックスで1回1万800円を2回分、ビケンで4,200円です。いすみ市ではシングリックスのみ助成しており、費用の2分の1で1万円を上限に2回分受けられます。 そこで、お伺いいたします。 ア、市民の方からの帯状ほう疹で悩んでいる、不安である等の相談に対する対応をお示しください。 内閣府より、各自治体の判断により、コロナの影響により発生する住民の負担を軽減するため、帯状ほう疹のワクチン接種にかかる費用負担の軽減に、地方創生臨時交付金の使途として活用することは可能との見解が発表されております。 そこで、お伺いいたします。 イ、本市においても帯状ほう疹ワクチン接種の費用の助成について検討していく必要があると思いますが、お考えをお示しください。お願いします。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。三澤直洋健康福祉部長。 〔説明員三澤直洋君登壇〕
◎説明員(三澤直洋君) アについてお答えします。 市に帯状ほう疹で悩んでいる等の相談はありませんが、帯状ほう疹ワクチンのテレビコマーシャル放映に伴い、接種費用の助成や実施医療機関についての問合せが寄せられています。問合せに対しては、接種費用の助成がないことをお伝えし、予防接種を実施している市内医療機関について情報提供を行っています。 イについてお答えします。 帯状ほう疹ワクチンの接種費用の助成を実施するには継続的に予算の確保が必要となります。地方創生臨時交付金は単年度補助であり、交付金を活用した費用助成は難しいと考えます。なお、厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会)において、帯状ほう疹ワクチンの定期接種化が検討されており、今後も国の動向を注視し、対応してまいります。
○議長(甲斐俊光君)
江川克哉議員。 〔江川克哉君登壇〕
◆(江川克哉君) ありがとうございます。 ぜひ、国の動向等を検討していただいて、非常に苦しんでいらっしゃる方も今後出てくるかもしれませんので、何とぞ御検討のほどよろしくお願いいたします。 以上で私の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。
○議長(甲斐俊光君) 以上で
江川克哉議員の質問を終わります。 あびこ未来早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) あびこ未来の早川真です。よろしくお願いいたします。 まずは、利根川ゆうゆう公園の諸課題についてです。 まずデイキャンプ場の運営からお尋ねいたします。 まず利用実態ですが、市は3月議会の答弁において、「
新型コロナウイルス感染症の影響でキャンプの人気が高まる中、利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場では、宿泊キャンパーの犯罪被害の回避措置として、また、利用者のマナーの向上を目的として、令和3年12月10日から一時閉鎖を行い、あわせて、今後の運営について有料化を検討していることを
ホームページ上に掲載しました。快適な利用環境を形成していくためには、御利用される方々の御理解と御協力を得ることが不可欠ですが、このたびの閉鎖により、SNS上では閉鎖や有料化への理解を得られる声が多く、これからの開場後、利用の仕方について一人一人がマナーやモラルについて再認識をし、よりよい利用環境につながることを期待しています。」とされました。 モラルに期待し具体的な改善策を示さないままゴールデンウイークを迎えました。私は大変心配をしていましたが、その後の利用実態、特にゴールデンウイーク時などピーク時にはどの程度の利用者があったのでしょうか。利用者の市内外の内訳、禁止されている夜間利用、施設外利用、ごみや炭の放置、トイレの状況など御報告ください。 また、相当な利用者数と、ごみやトイレ等の処理費がかかったと想像します。どのように対応し、いかほどの経費がかかったのかも御報告ください。 次に、施設の改善についてです。 同じく3月議会で市は、「デイキャンプ広場の開場に向け、入り口にゲートを設置して夜間の出入りを制限することを検討いたしましたが、指定時間の施錠・開錠や、施錠時の利用者の声かけを毎日行う必要があり、1か月当たり11万円程度の経費が必要で、当面の間は現状の利用形態で運営することはやむを得ないと判断しました。」と答弁されました。しかし、モラルに頼るだけでは難しいことははっきりしています。 この後、大規模9公園の入札差金について質問いたしますが、その実態から見れば月11万円の経費は十分捻出できます。夜間利用させないためにはゲートの設置は必須です。改めてお答えください。 施設外利用は、テントやタープの金具が、子どもの自転車施設や体育施設等に万が一置き忘れた場合、大変危険です。また、他施設利用者にとって大変迷惑行為です。それを改善するために市はどのような対応をされましたか。 キャンプ場の範囲、区画を明確にして、キャンプ場の入場制限をする必要があります。そのためには、受付制にする必要があります。現在のフリー使用は見直すべきです。SNSにおいて、利根川ゆうゆう公園はただだし、受付もなくフリーだからお勧めだよといった情報が全国に発信されています。安全に利用していただくためには、施設面積に対する利用者数があるはずです。またこのコロナ禍において、単なる公園ではなく飲食を伴うキャンプ施設なのですから、どこの誰が利用したかが分からない状況はいかがなものでしょうか。まして、ほとんどが市外利用者です。ほかの公共施設同様、予約、受付、利用、撤収を明確にするべきです。お考えをお聞かせください。 それから、ごみや炭の放置する実態はいかがでしたか。ごみの持ち帰りを徹底させるための周知方法の改善は当然のことながら、炭を置き去りにする、水場に捨てていく現状を鑑みれば、炭置場の設置を検討せざるを得ないと考えますが、いかがでしょう。 そしてトイレは、現状の数ではとても足りません。設置数を増やす必要がありますが、今後の考え方をお示しください。 デイキャンプの最後のところですけれども、これらの状況を鑑みるとやはり管理体制の見直しが必要となります。今まで、以上、施設の改善を実行するためには現状の管理体制では不十分であることは明らかです。ゲートの開閉、受付、受付をしていない利用者のチェック、ごみや炭の回収、トイレの設置増などを一元化して管理する体制が必要です。例えば、体育館の指定管理の仕様書を見直して、それらの一元管理を委託してみてはと考えますが、市のお考えをお聞かせください。 また経費がかかる以上、まして市外利用が多数の現状、有料化もやむを得ないのかもしれません。市も、「有料化によるデイキャンプ広場の運営については、我孫子市ふれあいキャンプ場の運営方法を参考として概算による利用金額の算定を試みたところ、1日当たりの利用料金と利用者数について、あまり現実的な数値が出ず、検討課題としていました。今後の有料化運営に向けては、他市の河川敷キャンプ場の事例を参考とするなどして、徴収方法や区画分けといった管理方法をはじめ、条例改正に向けて、収入と管理運営に要する支出とのバランスが取れる料金設定を検討し、秩序が保たれた良好なキャンプ場の運営方法を模索していきます。」と答弁されました。 しかし、運営の見直しをしないままゴールデンウイークに突入し、大変な状況を招いてしまいました。改めて改善計画をお示しください。 有料化にする場合は、まずは圧倒的に多い市外利用者に対しては有料、市民は無料としてみてはいかがでしょうか。この6月議会が終われば、すぐに夏休みがやってまいります。このままモラルに頼っているだけでは、大変な事態を招くおそれがあります。早急な改善を強く求めます。よろしくお願いします。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員の質問に対する当局の答弁を求めます。森晋野都市部長。 〔説明員森晋野君登壇〕
◎説明員(森晋野君) アについてお答えします。 3月議会以降、大型連休の利用実態調査を春休み期間とゴールデンウイーク期間に実施しました。調査は、いずれも雨天を避けた春休み12日間中の3日及びゴールデンウイーク10日間中の3日、お昼の午後1時に駐車場に来場している車両台数をナンバーの地区別に集計し、利用実態を把握しました。その結果、正確な市内外の内訳は確認できませんが、ピークはゴールデンウイークの中日に当たる5月3日の憲法記念日に、柏及び野田ナンバーが118台、その他の地区ナンバーが208台の計326台を確認しました。また直接的な調査は行いませんでしたが、夜間利用、施設外利用、ごみや炭の放置、トイレの状況等について、若干の苦情は寄せられたものの危惧したほどの数ではなく、利用者の方々のマナーやモラル向上によるものと感謝しています。 大型連休の対策として、連休に間に合うように草刈りを実施し、期間中のトイレのくみ取りを追加しました。また、デイキャンプ広場前2基のうち、不調トイレ1基と、サッカー場前トイレ3基のうち1基の入替えを行い、この作業に15万4,000円を支出しました。 次にイとウについて併せてお答えします。 利用実態調査から、ゴールデンウイークのような大型連休のピーク時には、デイキャンプ広場の受容できる利用者数の上限を超えているであろうと認識をしています。区域の範囲が明示はされていない現状にあっては、このようなピーク時に施設外利用が散見されていますが、啓発以外、施設外利用の規制について特段行っていない現状を踏まえると、定員管理や範囲の明示は課題であると考えています。 施設内トイレの増設などの御要望は、さきの議会において、デイキャンプ広場の在り方にもつながる問題であり、有料化も含めて時間をちょうだいしながら模索、検討していきますとお答えしたとおり、現在も検討中です。 有料化にあっては、予約や利用状況の管理が必須であり、ゲートの設置や施設範囲の明示のほか、さらなるインフラ整備が必要となります。しかしながら国土交通省からの河川占用許可の条件として、大雨洪水時の速やかな施設撤去が最優先とされており、大雨が多発する近時の気候変化を考慮すると、当該地では非常に対応が難しく、これら様々なクリアすべき課題への対応に非常に苦慮している状況です。また、炭置場の是非についても検討課題であると考えています。 今後はこれらの課題を見据えながら、最終的には一元化した管理を包括的に業務委託することを目標にしていますが、結論に至るにはまだ相当の時間を要すると考えています。有料化における市内外の料金の差別化などは、有料化のめどが立った後に検討していきます。 次に、有料化に係る結論に至るまでの対応として、施設外の利用や夜間の利用の規制について検討を始めたところです。この件については、簡易ゲートを設置し、定時の開閉や利用状況についての監視など、限定的に業務委託が可能か否か、現在の体育館の指定管理者に協議をしていきたいと考えています。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) このゴールデンウイークは調査をしていただいたということですよね。今年度になってからようやく現場を確認いただいたようです。これまでは利用者のカウントすらしていなかったわけですから、やっと管理者として当たり前のことをしていただいたなと。 ただ、今まではやってなかったので、今年の担当者の方はしっかりやってくれたなというふうに、そこは評価したいと思いますけれども、現場を確認されたんですから、改善点も整理がされたはずなんですよね。そのときに危惧したほどの特段問題はなかったというのは、私には考えられない。326台の車ということは、それに1人1台で来るわけじゃないんですから、恐らく1,000人ぐらいの方がいた。そうすると、認識されているように、かなりの施設外利用があったはずなんですよね。 それから、夜間については危ないから駄目なんだよという形で、しかも職員の皆さんもそういうところに行って注意するのは怖いというような、そういったこと、それは分かります。そういった御答弁もありました。そういう状況の中、夜間利用をゴールデンウイークに放置してしまったということは、ちょっとこれはいかがなものかなと。 いろいろ検討していく検討していくとおっしゃっていますけれども、相当な時間が要する。いつまででしょう。申し訳ないんですけれども、昨年の12月議会で指摘し続けているんですよ、この問題。この間、現場で何にも進んでいないんです。調査はしてくださったけど。なぜでしょう。何でこの間こんなに放置してきたんですか。コロナ禍においてゴールデンウイークで無法地帯になってしまうことは目に見えていたはずです。現状を訴える市民や議員の声にもっと真摯に向き合っていただきたいと思います。危惧するほどの問題がなかった、とてもそうとは思えません。 夜間利用と施設外利用させないというのと、ゲート等、そのチェックの体制だけはやっていくということだけれども、それもいつでしょうか。早急にキャンプ場の運営方法、市が言う、秩序が保たれた良好なキャンプ場の運営方法を早急にお示しください。時期を教えてください。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。森晋野都市部長。
◎説明員(森晋野君) ゴールデンウイーク期間中に直接、公園緑地課が受けた苦情というのは、電話によって、トイレの苦情2件だけというのが実情でした。それと聞いた話としてですけれども、施設外にあったタイヤの跡だとか、そういう話を聞き伝えで、恐らくその施設外などの利用があったのではないかというところを把握しているところです。 それといつからというところの御質問なんですが、有料化を最終的な目標としている、今はそういう状況で仕事のほうさせていただいているんですけど、やっぱり手賀沼のところにあるキャンプ場と、その違いってやっぱり区域をしっかりとある程度この閉鎖空間として確保できているのかどうかというのは、非常に決定的に違うところで、現場のところではたとえその簡易ゲートを設置したところで、恐らくいろんなとこから結果的に入り込むのは入り込めてしまうような現場の状況にはなってしまっていると。なので、有料化をしっかりして不公平感なく適切に使用していただくためには、ある程度しっかりした閉鎖空間をどうやってコストをかけてつくっていくのかというところがまず重要なんだろうなと。 それと、栗橋なんかの水位が3.7とか上がった瞬間に、施設撤去ということが命じられていますので、そういったインフラ関係のものをどれだけコストをかけて設置するのか、設置すればするほどいざというときの撤去費がかさんできます。そんないろんなもろもろの状況があって、安易になかなか有料化に踏み切りますということを明言できない状況が今続いてしまっていると。有料化をあまり詰めないうちに有料化してしまうと、結局、新たな問題がその都度発生していって、それが大問題に変わり、結局やり切れなくて崩壊するというような最悪な事態が想定されてしまうので、そこの事態を避けるために原課のほうでは非常に苦慮しているという状況です。 それまでの暫定的なという意味での簡易ゲートについては、これは相手と交渉事になってしまうので、まだその具体的にいつまでというのは、極力早く結論を出したいなと思って頑張ってはいるところですけれども、いつまでにというのはちょっと、ここで明言するのは難しい状況だということになってございます。申し訳ありませんがそういうことです。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) いつまでというのが明言できないということですけれども、夏休みまでには対応してください。ぜひよろしくお願いします。ぜひよろしくお願いしますというよりも、やっていただかなければ困ります。夏休み大変なことになりますのでね。今年も猛暑の予想ですから、特に夜間利用させないためのゲート、こちらのほうはもう絶対に必要だと思います。検討しているということですから、これはスピードアップしてやってください。 それから、やっぱり施設外利用させないためには、それからコロナ禍の公共施設の責任として受付制にすることは最低限の対応だと思うんです。有料化云々じゃなくて。無料であっても、現状であっても、これは受付制に絶対するべきです。なぜかというと、苦情が少ないというのはそうなんです。なぜかというと、圧倒的に市外の方なんですよ。市外の方が遊んで帰っちゃうから別に苦情が、市民の方だったら多分苦情すると思うけれども。 早朝から場所取りなんです、もう。あっという間にデイキャンプ場の面積はなくなってしまう。しかも、人によってかなり広いところをコーンなんか立てて場所を取ってしまって。だからあれ、どのぐらいの区画なのか分からないですけれども、やっぱり面積に応じての適切な区画あるはずですから。その区画を確実に使っていただくには、受付制にしないといけないと思うんすね。だから、有料化云々は時間かけて判断するにしても、早急に夜間に利用させないゲートの設置と、それから受付制、これは最低限の対応です、大至急お願いします。 今日の質問終わった後、夏休みまでの間に、しっかりと私のほうにも別の形でも答弁ください。まずは、今、答弁ください。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。森晋野都市部長。
◎説明員(森晋野君) ゲート管理を委託するという方向で今お話をさせていただくところでございますので、夏休みまでにそれが間に合うのかどうかって言ったら、ちょっと私のほうで間に合わせますというふうにここで明快な答弁はできかねるんですけれども、極力やるようには努力をさせたいと思います。 それと、受付制なり、できるところを少しでも早急にやっていくという考え方で、それについてはやっていくように検討のほうしていきたいと思います。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) 夏休み、このまま突入したらどういう状況になるのか。最低限のこと、できることからやっていきたいとおっしゃいましたけれども、ゲートの設置はもちろんですけど、これ受付制にしなかったら施設外利用起こりますよね。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。森晋野都市部長。
◎説明員(森晋野君) 夏休みは、現場の声を聞いていると、暑くてとてもじゃないけど、ピークはやっぱりゴールデンウイークなのじゃないかなというような話も聞くところですけれども、施設外利用をどう防いでいくかというところについては、しっかりとまた戻って考えたいと思います。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) ここで何度聞いても同じような答えになると思いますので、早急に検討してお答えをお持ちください。お待ちしていますので、よろしくお願いします。 それでは次に、水上ステージについて質問します。 設置の経緯と利用実態ですが、市の
ホームページを確認すると、ファミリーレクレーションゾーンの水辺にワンド形状の護岸を整備し、コンサートができる水上ステージと観客席となる階段がありますとあります。 しかしながら、利用された事例はほとんど、私は記憶にありません。また現地は、水辺にスロープや階段で近づけるため、手賀沼公園のような人目があるわけではありませんから、きちんと管理しなければ危険な状態です。この設置の経費と利用実態、管理体制についてお聞かせください。 それから、経費と今後の利用計画ですが、利根川の増水により、水上ステージに水が上がれば、当然泥を撤去することや
清掃のための経費がかかります。維持管理に関わる経費の現状と今後の利用計画についてお聞かせください。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。森晋野都市部長。 〔説明員森晋野君登壇〕
◎説明員(森晋野君) アとイについて併せてお答えします。 水上ステージは、平成15年に水辺に触れ合える親水護岸として国土交通省が整備しました。利用実態は、今までにアロハフェスタなど3回程度の利用にとどまっています。また広場などの草刈りの完了検査時に、当該施設の見回りを実施していますが、人目から離れた場所に位置していることから、広場の利用者が不用意に立ち入らないよう、昨年度7月に立入禁止のロープを設置しました。維持管理は、年に1回の草刈り業務委託を10万円程度支出しています。 今後の利用計画については、現在、イベント等の当該施設に係る利用計画はありません。過去の利用状況やロケーション等を考慮して、施設の今後の在り方について国土交通省と協議を行っていきたいと思います。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) 平成15年からアロハフェスタ等を3回程度ということですね。だから、20年以上、30年近く、3回の利用ということですね。現状は今、立入り禁止のロープがある。それで草刈りだけやっているというような状況。だから恐らく泥の掃除とかはしていないんですよね。だから、とても使えるような状況じゃない。では、しからば、市民や、あるいは市外のイベントなんかからも、使いたいという申込みがあった場合、現在どのように対応されていますか。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。森晋野都市部長。
◎説明員(森晋野君) 最近使いたいという意見が何しろ皆無だったので、なかなかないんですけれども、基本的に今もし申込みがあったとしたら、直前で草刈りを機動的に行って、あとはたまった泥ですとか、そういったものをもし撤去する必要があるならばそれを撤去するという、そのときに応じてやるようになると考えます。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) そのときには、随契で発注するのかもしれませんけど、何か使いたいという申込みがあったら、それから費用をかけて泥を掃除して、草刈りをしてって。ちょっとこれどうなんですかね。多分、現実的に市民が、大がかりな何か大きな団体だったら別だけど、市民が使いたいよって言っても、多分お断りされているんじゃないですか。どうでしょう。というかお断りするんじゃないですか、もし申込みがあったら。それに、その場でそれだけの費用をかけるんですか。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。森晋野都市部長。
◎説明員(森晋野君) こちらから積極的にお断りするかどうかちょっと分かりませんが、何しろ現場は使える状況にはないことは、恐らく相談されたときにお話を差し上げるのかなと思います。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) いや、そうだと思うんですよ。だから、私何で言うかというと、
ホームページに、もうどうぞというような形で載っているわけですよね。やっぱりその辺をきちんとその旨お知らせするべきだと思うんですね、
ホームページのほうに。これ見ると、いつでも申込みできるような形ですから。だからこの辺について、ちょっと訂正していただきたいと思いますけれども、よろしくお願いします。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。森晋野都市部長。
◎説明員(森晋野君) 現状に合った形で、
ホームページで御案内するように内容を見直してまいりたいと思います。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) 分かりました。ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。 使い勝手次第では物すごく可能性のあるものでもある、それは確かだと思うんです。ですから、きちんと管理して、安全上も、それからいろんな面で管理して貸し出せるような体制が整うならば、それはそれで魅力のある施設だと思いますので、その辺の利用計画についても今後しっかりと練っていっていただきたいと思います。利用しないんであれば、もっと安全な形で、ロープだけじゃ心配なのでしっかりと対応してください。よろしくお願いします。 それでは次、公園の維持管理についてに移ります。 草刈り業務委託、まずは大規模9公園の入札差金及び随意契約についてです。 長い間指摘してきました大規模9公園の入札予定価格の見直しにつきましては、ようやく今年度から見直されることになりました。この改善につきましては評価しています。そこでこの間、どの程度の予算が浮いて、どの程度の事業が公園緑地課内で随意契約の原資に充てられてきたのか、改めて精査をしたいと考えます。過去5年の入札差金額と随意契約の金額、件数の推移をお聞かせください。 毎年恒常的に、後から随意契約で発注しているような作業については、当初から事業化し、きちんと競争入札にするべきだと再三指摘してきました。今年度、改善したところがあればお聞かせください。 続きまして、草刈り時期の見直しについてです。 令和3年9月議会において、公園の維持管理について仕様書の掲示を求めました。そうしたら、公園草刈り時期の年間スケジュールを
ホームページに掲載していただく形で対応していただいています。これについてありがとうございます。 各公園のスケジュールを確認しましたけど、1回目の草刈りが4月に行われるのはデイキャンプ場と南新木沖田公園だけで、ほかは5月ないし6月実施となっています。私が確認するところ、6月では既に草丈が高くなっていて、とても良好な管理状況とは言えません。また5月実施でも多くの方が利用するゴールデンウイーク前に実施するのと、その後に実施するのでは、市民サービスに大きな差が出てしまいます。 令和4年度の草刈り時期スケジュール、既に6月ですが、利用者の皆さんから苦情などは寄せられていませんでしょうか、お聞かせください。 提案しますが、年度の1回目は、利用者の多いゴールデンウイーク前に作業を行うよう仕様書に明記してはいかがでしょう。また、ほとんどの公園が年度最後の作業を10月に設定していますが、気象台記念公園だけは9月で終了となっています。これはどのような理由からでしょうか。 10月でも雑草が生育しますので、市民の皆さんの年末年始の利用を考えますと、10月も実施するよう仕様書に加えてみてはいかがでしょうか。また、5月と12月には市内の各自治会等において一斉の掃除が行われています。公共部分を自主的に
清掃していただいている住民の皆さんからは、何で市は一緒に
清掃しないのという不満の声も寄せられています。それぞれ事業者や福祉作業所に発注していると考えますが、市民の皆さんが一斉
清掃される時期に合わせて、公園をはじめ公共施設の草刈りや側溝の
清掃を済ませるべきです。仕様書や発注時期の見直しを求めます。 それから3点目、再委託の適正化と検査についてですが、市では過去に一括再委託及び相互供給疑惑を自己究明できずに、公正取引委員会へ情報提供する事態がありました。その反省をもとに市では
ガイドラインを策定し、入札公告においても改めて一括再委託の禁止について強く明記をしています。現状、一括再委託は行われていないはずです。改めて確認しますが、実態についてお聞かせください。 またその確認方法はどのようになされていますか。昨日、飯塚議員の質問でもありましたが、ここでは契約全般あるいは草刈りを例にお答えください。 そして完了検査はどのように行われているのでしょうか。集草などが確実に行われているか、作業中に仕様書のとおり行われているか、近隣住民に対してのお知らせや配慮等、必要なことが確実に行われたかどうかの確認はどのように行っているのでしょうか。私が調査をする限り、事業者によって対応に差が見受けられます。実態としてのチェック体制について、お答えください。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。森晋野都市部長。 〔説明員森晋野君登壇〕
◎説明員(森晋野君) アについてお答えします。 入札件数と入札差金額は、平成29年度8件、1,723万320円、平成30年度8件、1,581万5,520円、令和元年度8件、1,728万9,554円、令和2年度8件、1,860万1,000円、令和3年度9件、1,629万5,400円となっています。 随意契約件数と契約額は、平成29年度60件、1,251万5,978円、平成30年度50件、1,321万9,792円、令和元年度47件、1,174万6,342円、令和2年度54件、1,325万7,204円、令和3年度33件、965万9,195円となっています。 今年度発注方法を改善した案件は、随意契約としていた草刈り21件を一般競争入札3件に変更、集約した業務委託と、一般競争入札ではありましたが、手賀沼遊歩道の草刈りと剪定を個々に発注していたものを1件に集約した業務委託です。 次にイについてお答えします。 今年度草刈りについての御意見は、6月までに49件寄せられており、随時対応しています。草刈り時期に関する御提案は、寄せられた御意見も踏まえ、ゴールデンウイーク前までに初回の作業を実施する旨を仕様書に盛り込む検討をしていきます。 また、気象台記念公園の草刈り時期は、過去の実績を考慮し9月までと計画しましたが、現地の状況を随時確認しながら、必要であれば10月に延伸もしくは追加等の対応を行い、その実績を次年度の計画に反映していきます。 5月と12月に行われる各自治会の一斉
清掃前の対応を市内全ての公園で実施することは難しいですが、草刈りや側溝の
清掃などの要望に対して柔軟に対応できるよう努力していきます。 次に、ウについてお答えします。 一括再委託の実態調査は、担当職員が作業現場において、作業員の服装やヘルメット及び作業者などに記載された事業者名を目視していることから、不正がないことを確認しています。また職員が外出した際に、近隣の作業現場に立ち寄り、工事看板の設置や作業の履行状況を随時確認しています。完了検査は、職員が現場に赴き現場確認するだけでなく、事業者から提出された日報や写真による書類確認も行っています。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) まずその草刈り業務委託の入札差金及び随意契約についてですけど、これ一覧の表も頂きました。今、御紹介いただいたとおりのかなりの多額な金額が毎年、入札差金として浮いた分、その中から随意契約に使われているということですね。おっしゃったとおり令和2年度が入札先1,860万1,000円で、54件の随意契約に1,325万7,204円を用いていて、この年が過去5年間のピークですね、この5年の中では。ところが、令和3年度の入札差金は1,629万5,400円と、同じように多額な金額にもかかわらず、その後の随意契約は33件、額にしても965万9,195円と急に減りました。この減った要因はなぜでしょうか、お聞かせください。 それから、令和4年度の草刈り時期予定一覧、これも頂いたんですけれども、これについては、今ゴールデンウイーク前に仕様書に明記する方向で検討するということですので、ぜひ、それは来年、取り組んでいただきたいと思います。 あわせて気象台記念公園の10月ですね。本当にあの周辺に帰省している方々が、お正月たくさん、あそこの公園利用されていて、たこ揚げしたりとか何とか。やっぱり10月もう一回切ってあげたほうがいいんじゃないのかなと私は思いますので、この辺についてもぜひよろしくお願いします。 あとあわせて一斉
清掃ですね。それに合わせての市としてのやっぱり管理者責任というのはあると思いますので、住民も相当高齢化していますから、必死にやっておりますけれども、ぜひそこは御協力いただきたいと思います。 それから、一括再委託の禁止のほうなんですけれども、これ一括再委託の禁止ということで、市のほうでは、公告に、業務の金額または主要な部分もしくはおおむね契約金額の2分の1以上に相当する業務を第三者に委託し、また請け負わせることは原則禁止するとなっているんですね。主要な部分の考え方、再委託できないもの。当該業務の目的を達成するために必要不可欠な業務、当該業務における基本的または中心的なものに位置づけられる業務、発注者が仕様書などの設計図書等で指定した主要な業務となっております。 例えば現場で指示をしながら作業する者だけが受注業者の社員で、ほかの作業員は社外の者をアルバイトやパートとして、例えば県外の事業者で働いている人、あるいは農家の方と、そういった方を使用する場合は再委託できない主要な部分に抵触しないのかどうか。この見解をお聞かせください。 それから、また第三者が行っても差し支えない業務として、この場合も承認を得ての再委託なんですが、付随的な業務、補助的な業務となっています。差しつかえない場合に。具体的にこれどんな業務ですか。例えば公園の草刈り業務の場合はどのような業務になりますか。教えてください。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
小林修財政部長。
◎説明員(小林修君) 一般的な話になってしまうとは思います。 市では、再委託の
ガイドラインというのを先ほどお話があったように、数々のいろんな問題の中で整理をした上で、
ガイドラインを定めて契約を所管する課として、各所管の責任において遵守してもらうために、こちらの
ガイドラインを周知徹底をさせていただいているところです。 その中で、今お話があったとおり、業務の全部または主要な部分もしくはおおむね契約金額の2分の1以上に相当する業務を第三者に請け負わせることは原則禁止ということでさせていただいて、承諾を得て再委託できるものということで、付随的な業務や補助的な業務ということで、おおむねの
ガイドラインは示していますけれども、1個1個の業務形態が状況が違いますので、この方向性の中で、各所管の中でそこの再委託の判断はしているものと、私どもは今のところ認識しています。 問題等があれば、またこの
ガイドラインをもう少し書き加えるなどの措置は今後検討していきたいなとは思っております。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。森晋野都市部長。
◎説明員(森晋野君) 草刈りにおいての例えば補助的な仕事ってどんなところかというようなことは、特に定めはないんですけれど、例えば刈り払い機の飛ばないように、石ころとかがパチンと飛ばないように遮蔽版みたいなものを持って立ったりする光景を見かけたと思うんですけど、そういう補助的なものなどが該当するのかなと。細かいところの定義づけというものは特にしておりません。 それと、御質問であれでしたか、令和3年度で随契が減った理由ってお尋ねになったと思いましたけど、答弁してよろしいですかね。こちら減った分につきましては、いろいろ監査の関係で御指摘を受けたりした関係で、極力入札に回せるものは回したということで、トータル随契のボリュームが減った状況になっています。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) そうですね、草刈り業務委託入札差金及び随意契約のあれで、これ監査から指摘されていた。我々議会にずっと言い続けてきましたけど、ようやくこの年のあたりから少し精査をされてきたのかなというふうには考えています。でもまだまだ不明確なところが多いので、引き続き改革をしていただきたいんですが。 そこでちょっと確認しますけど、入札差金を減額補正せず、後からほかに随意契約に用いる。公園緑地課はこのような実態は恒常的に行われてきた。じゃ、このような実態っていうのは、我孫子市役所も各課でも同じように恒常的に行われているのかどうか。その辺についてお聞かせください。 それから、再委託の研修についてですけど、受注業者の従業員、機材であることのチェック体制でどうやってやっているんですか。なんか現場回ったときに目視しただけで本当に分かるのかどうかというところですね。 それから、特に新規事業者が参入してきたときは、所在地とか機材の有無だとか、そういったものをチェックする必要があると思うんですよ。再委託による中間業者が受注することを防ぐためにね。これは大変大切なことだと思いますので、現状はその辺のチェックはどのようになっていますか。 それから、完了届だけでなく、やっぱりポイント、ポイントで担当が現場をチェックするんです。パトロールのとき見ていると言うけど、実際、実態どうなったと。私が皆さんの頻度に比べれば少ないけど見ていても、何でこのナンバーがというような車が止まっていたりとか、そういうのもありますから。もしかしたらその県外ナンバーを、その事業者がお持ちならそれでいいんですけれどもね。それはそれで、それをちゃんと把握してなきゃいけないと。その辺についても、そのチェック体制についてもう一度よろしくお願いします。現場をしっかりすぐにチェックして、実態がどうなって、どういうようなチェックをしているのか。もう少し詳しくお願いします。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。森晋野都市部長。
◎説明員(森晋野君) 現場の執行体制的な部分というのは、書類で上がってくればそれを取りあえずはまず信用するしかなくて、それと見合った状況で、重機なり機材が使われているのか、違う看板しょっていないかというのを取りあえず見る以外には、なかなかそれ以外難しい状況です。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
小林修財政部長。
◎説明員(小林修君) 入札差金の公園の例が、昨年から議論させていただいていて、手法を今回変えたということで、確かに適切な予算執行ではないだろうということで、財政も入りまして方針を変えています。ほかにないかという御指摘があったので、契約部門のほうで各課調査を行ったところ、水道以外は差金を使ってほかへということは使っていないということを一応調査で確認をしておりますので、今回のケースは、公園だけということで、うちのほうは現時点で捉えております。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) その再委託のチェック体制ちょっと甘いですから、過去にいろいろありましたのでね、もう少しきちっと明確に、はっきりできるような形で。もう今日はここまでにしておきますけど、検討してお答えをください。よろしくお願いいたします。 それで、今の入札に係る予定価格の設定及び入札差金の報告というものを頂きましたけど、今お答えあったように、私も大変驚きました。なぜ公園緑地課だけ年間1,000万円以上の随意契約の裁量が認められていたのか。昨日の答弁でもっと草刈りの費用が欲しいみたいな発言ありましたけど、予算がないんでなくて、1,000万円を超える予算があるんです。課として自由になる予算が欲しいという実態じゃないですか、今の状況では。だから、これはおかしい。必要な予算は当初でしっかりと計上して入札、あるいは追加の場合は仕様書に加えるべきだと思うんですね、そういうのが必要なら。そしたら、落札価格も変わると思います。業務が増えるわけだから。 だから、この辺については、都市部サイドにきちんと是正してほしいし、財政サイドのほうからも本当に指導していただきたい。きちんと監視していただきたい。これ、公園緑地課だけがこのような裁量持っているのは絶対おかしいですから、ぜひよろしくお願いします。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。森晋野都市部長。
◎説明員(森晋野君) チェック体制については、何しろしっかりやっていくようにしていきます。 それと、草刈りにつきましては、実際、二百数十か所ある公園緑地なので、どこも早くやってもらいたいという声は、みんな同じレベルである状況で、それを優先順位なり、使用者数がどれくらい多いのかとか、ここはやっぱりいいところだから少しでも早くちゃんとやっておかないとというところで、何しろそこで順番づけをして回していると。潤沢な予算があればもうそれなりに、本来、今まで手つけてこなかったような隅々まで年間通してきれいな公園を提供したいという気持ちはやまやまなんですけれども、なかなかそういう意味で、そこまで年間通して充実してやるだけの予算は取れていないという、そういう意味で申し上げたところです。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) いろいろ事情あると思いますよね。道路課なんかもやっぱりすぐに対応するためには、そういう予算を別枠で取っているわけですけれども、それならそれで、そういう予算計上すればいいわけであって。入札差金は、後から課の裁量で随契するというのが私はおかしいだろうと。それだったら最初から入札に、例えば今できていない街区公園なんか、職員の皆さん必死に毎日走り回っていただいている。でも追いつかないですよね。そういうところは少し区分けをして、最初から事業者向けに入札に出すとか、マンパワーと、その実態を鑑みて。やっぱりそういうのをきちんと明快にしてほしいんですよね。その辺が課の裁量で1,000万円を超えるお金が、毎年毎年自由に随契できてたというのは、やはりこれは適切でないので、財政担当のほうでもしっかり見ていただけるということなので、今年度から是正されると信じて、その決算のほうも見届けたいと思います。 それでは最後に、NEC我孫子事業場東門前の諸課題についてです。 市街化調整区域における事業行為ですが、まずはNEC我孫子事業場東門前採石場の操業です。 再三私どもの会派において是正を求めてまいりましたが、改善が見受けられません。設置を約束したゲート、近隣事業者に謝罪をしたはずの粉じん対策の遮蔽板やネットの設置、市に指導されているはずの重機の安全管理などなど進展が見られません。この間、事業者とどのような指導、交渉をしてきたのか。時系列に説明を求めます。 また、市は、法的な措置も含めて弁護士など、あるいは県との調整、それら全てをしっかりとやる中で、きちんとした指導なり是正なりを求めていくということに徹底していきたいと思いますとも答弁をされています。弁護士の見解、県との調整についても御報告ください。 それから2点目、採石場北側隣接地においての自動車関連事業についてです。 採石場北側隣接地にたくさんのスクラップと思える車が並んでいます。地権者あるいは借主は、何を目的に廃車とも言える車を集めているのでしょうか。まず市はこの実態を把握していますか。また当該地に設置されているのぼり旗には、買取り、販売、車検と記されています。事務所なのか、プレハブもあります。この土地でそのような営業行為ができるのでしょうか。登記等は確認していますか。また、土地は隣接していますが、採石場の地権者と自動車関連事業の地権者は別の方でしょうか、同一の方でしょうか。この辺についても御報告ください。 それから掲げているのぼり旗とは全く違う、どう見てもスクラップ状態の車が日に日に増えていくことに、市民は大変不安を感じています。実態調査と法令等のチェック、必要な指導など早急に行い、報告をしてください。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。青木章副市長。 〔説明員青木章君登壇〕
◎説明員(青木章君) 私からは、アについてお答えをいたします。 NEC我孫子事業場東門前の採石場に対しましては、12月23日に事業者を呼び、安全対策上の要請を行いました。要請の内容は、重機を砕石の山から降ろして駐機すること、砕石の高さを低くすること、歩道に砕石が出ないよう仮囲いの設置を検討することの3点です。これらの要請に対して事業者からは、重機は盗難防止対策も含め道路から離し、締め固めた位置で保管する、砕石の高さについては抑制に努める、仮囲いの設置については土地所有者に確認するとの回答がありました。 その後、月3回から4回のパトロールを実施し、4月21日に再度事業者を呼び、12月に要請した3点の安全対策について、対応状況を確認しました。1点目の重機保管位置につきましては、道路への転落防止対策として、道路から離した砕石の低い位置に駐機した。2点目の砕石の高さにつきましては、低くする努力を続けている。3点目の仮囲いにつきましては、土地所有者の意向もあるため設置は難しいとのことでしたが、市からは、道路への安全確保や防犯上からも必要性を認識してほしい旨を重ねて伝えました。さらに、6月3日にも安全対策の実施を要請したところ、現状で努力できることとして、砕石の山を道路際から少しでも離す旨の回答を得ています。 次に、当該事業場の土石の堆積面積とベルトコンベアの幅につきまして、千葉県東葛飾振興事務所地域環境保全課に、12月9日付で大気汚染防止法の一般粉じん発生施設に該当するのではないかと照会をしましたところ、12月15日付で、簡易測量の結果、土石の堆積場の面積は1,000平方メートル未満で、ベルトコンベヤーの幅につきましても75センチメートル未満であることから、大気汚染防止法の一般粉じん発生施設には該当しないとの回答をいただいています。 なお、その際、県は、粉じんの苦情が出ているので、常に散水に努力をして粉じんを抑えるように対策をするように指導したということも付け加えられておりました。 最後に、これらの経緯や法などの有効な措置を含めて、弁護士に相談した結果につきましては、隣接している市道の安全性に影響を与える可能性があることから、今まで市が実施してきた対応に問題はないが、これまで口頭による要請だけでなく、書面による要請を行ったほうが有効であるとの助言を受けましたので、今後、書面による要請を行ってまいりたいというふうに考えています。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。森晋野都市部長。 〔説明員森晋野君登壇〕
◎説明員(森晋野君) イについてお答えします。 令和3年9月27日に現地にプレハブがあることを確認したことから、令和3年10月11日に土地所有者に対し聞き取りを行いました。その結果、自動車については販売等のためではなく、一時保管のために借主が置いているものであり、プレハブについても使用していないものを資材として置いているとのことでした。9月27日の現地調査においても、プレハブは地面に直接接する形で放置され、使用されていないことを確認しています。 一方、露天による自動車販売のほか自動車や資材の一時保管は、都市計画法では制限されていませんが、市街化調整区域において営業目的で事務所を建築し使用することは認められていません。この都市計画法の制限と照らして、土地所有者に聞き取りした内容と現地調査の結果を基に判断した結果、本件土地において都市計画法の違反は認められず、現時点において指導が必要な状況にはないことを報告いたします。 今後、土地所有者または借主において、プレハブが都市計画法に違反して建築物として設置、使用されることのないよう、パトロールにより監視を継続していきます。なお、登記について調査した結果、令和4年4月13日時点において、採石場と自動車関連事業の土地所有者は同一であり、プレハブについては登記されていないことを確認しています。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) 採石場のほういろいろとやり取りされて、市としては取り組んでいらっしゃるようですけれども、なかなか事業者のほうがやっぱり、すっきりとした形で解決してくれていない。いろいろな法令に抵触しないから仕方ないというようなことですけれども、じゃ、粉じん、細かい石が飛んできて車に傷がついたり、それからあの周辺で働いている人に呼吸器の疾患が発症した場合、これ法令に抵触しないと事業者は補償できるんですか。誰がどう責任を取るのか、それについてお聞かせください。 それから重機の安全管理。何か道路から離して、でも、盗難防止で上に上げておくんだみたいなことを言っているけど、事故が起きたら誰がどう責任取るのかということですね。事業者でしょうけれども。作業終了時は、やはり地面に降ろすよう、これも指導は徹底していただきたいと思います。 それから、この採石の操業で、この土地利用、自動車関連の土地利用といい、大変曖昧かつ危険だなと私は感じております。地権者、同一人物なんですよね。であればコンタクトを取って、それぞれに適正な土地利用をするように地権者から是正を求めていただくという、これが必要なんじゃないですかね。ぜひその辺についていかがでしょう。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。青木章副市長。
◎説明員(青木章君) まずあの採石等による事故の場合ですけれども、これだけ市のほうでは何度にもわたりまして、しっかりと注意を喚起しております。その上で、なってはならないことですけれども、事故があった場合を想定した場合に、第一義的には当然この採石業者が責任を負うということになろうかと思います。ただ法令的に、我孫子市が全く責任がないかどうかということについては、そこまでまだ調査はちょっとしておりません。 それから重機につきましても、最初は、重機が盗まれる可能性があるからあまり地盤のところには置きたくないというふうなことがあって、できるだけ締め固めたところで、かつ道路からは離れたところに置くというふうなことで、私も近いもんですから時々は拝見させていただいて、いっときは重機が1台で、そのようにやってくれた時期もあるんですが、昨日夕方見に行きましたら2台になっていまして、1台のほうは必ずしも低い場所ではないように、私の感覚としても持ちましたので、この点についてはすぐにでも指導に入りたいと、要請に入りたいというふうに思います。
◆(早川真君) 答弁漏れ。両方同じ地権者なんですから、地権者のほうからこのような形で住民から苦情が出て。答弁漏れです、議長。自席から行いました。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。山本康樹環境経済部長。
◎説明員(山本康樹君) 粉じんの関係で、もう手賀沼課のほうでは地権者とコンタクト取っていますので、先ほど御説明ありましたけれども、今後文書でもって是正をしていきたいというふうには考えております。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) 地権者同一なようですので、粉じんだけじゃなくて車のほうも。先ほど部長のお答えを聞いていて、法令的には問題ないし車は保管しているみたいなことを言っているけど、それ真に受けて戻ってきちゃ駄目だと思うんですね。あの車、どう思いますか。全部潰れていますよね。あれを保管して、何、転売するんでしょうか。絶対それは難しいと思うんですよね。あれがどんどんどんどん山になってっちゃって手後れになってからじゃ遅いから、今のうちにいろいろ対処しましょうよということなので、問題ありませんで片づけられちゃ困っちゃうんです。ですので、そこの自動車関連事業者、ここの登記だけじゃなくて定款も確認してください。どのような事業ができるようになっているか。よろしくお願いします。あそこの場所でね。 それと、再三いろんな形でやっていて、今後は書面でやるということ。これはこれ結構ですよ。書面でもやっていただいて書面でお答えいただく、これも一つ。だけれどもう一つは、やっぱり、3月だったか、12月だったかにも提案したけど、やっぱり市の独自の条例の提案、各地でプラントの施設とか、何かそういう置場所ですね、こういったところの。いろいろやっているとこもあるので。ただ、事業者のほうが真摯にそれに対応してくれるかどうかで、そこがどこまで詰められるかというのは、条例ですから、法律上のいろいろな問題あるかもしれないけど。でも、必ず網かけにはなりますから、その条例のほうもやっぱりきちんと顧問弁護士とは検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。青木章副市長。
◎説明員(青木章君) 12月議会におきまして、その条例の件につきましても御質問いただきまして、私ども調査・検討することで答弁をいたしておりますけれども、今現在、先進地の事例等を調査しております。 千葉市や綾瀬市では、再資源物の屋外保管に関する条例という形で条例を定めて、いろいろ規制、指導をしているんですけれども、これが即我孫子市の場合にしっかりと対応できるかどうかということも含めて、少し先進市の事例を集めながら調査をして、できれば今年度いっぱいでは結論を出したいということで、今担当課に指示をして作業を進めてもらっています。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。森晋野都市部長。
◎説明員(森晋野君) 現行で都市計画法に何ら抵触している部分がないという事実は、先ほど御報告させていただいたとおりなんですが、御指摘のあったことについては、どこまで確認できるか私この場でちょっとよく分かりませんけれども、確認のほうは取っていきたいなというふうに考えます。
○議長(甲斐俊光君) 早川真議員。 〔早川真君登壇〕
◆(早川真君) 定款、お願いしますね。 いずれにしても、法令の壁があるにしても、市民が大変心配しているし、現状がとても適切な状況でないことは皆さん見ても分かると思うんですね。だから、これでいいじゃ困るんですよ。やっぱり事業者にきちんと対応していただく。そういったことで根気よくやっていただきたいし、何か条例と方策も見つけていただきたいし、もしまずいものがあったなら厳しく対処していただきたい。 次の9月議会には、あそこは非常にきれいに適切な利用されていることを御期待申し上げまして、今日はここで終わりたいと思います。どうぞ、この後の対処よろしくお願いいたします。 以上で質問を終わります。御清聴ありがとうございました。
○議長(甲斐俊光君) 以上で早川真議員の質問を終わります。 暫時休憩いたします。 午前11時52分休憩--------------------------------------- 午後1時00分開議
○議長(甲斐俊光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 市政に対する一般質問を許します。清風会椎名幸雄議員。 〔椎名幸雄君登壇〕
◆(椎名幸雄君) 清風会の椎名幸雄でございます。 まん延防止等重点措置は令和4年3月21日をもって終了いたしました。新型コロナウイルス感染状況が落ち着いてきているところを受けて、千葉県は5月25日、感染不安を解消したい県民を対象に行う無料PCR等検査事業を5月末で中止すると発表しました。このまま
新型コロナウイルス感染症が落着き、終息に向かうことを願うばかりであります。 令和4年2月24日、ロシアは、かつての同盟国であった
ウクライナに突然侵攻。世界に衝撃を与えました。それから3か月半、戦争の惨状は目を覆うばかりであります。数万人の死傷者、そして670万人と言われる避難民。国連は調停機能を発揮できず、この侵攻により自分の国、家族は自分で守らなければならないというような状況が見えてきたように思います。 それでは、大綱3点について質問をさせていただきます。 大綱1、電動車椅子の普及について。 1、電動車椅子の普及について。 令和元年第4回定例会において質問をさせていただきました。再度質問をさせていただきます。 電動車椅子には、ジョイスティック型とハンドル型があります。ジョイスティック型は、手動車椅子に後づけで電動の機能を付加する形。片手でレバーを操作し、走行を行います。ハンドル型は、ハンドル操作し、走行を行います。道路交通法施行規則第1条の4第1項、国の型式認定されております。 交通ルールは、歩行者と同じ歩道、横断歩道を通行する。歩道のない道路では、右側通行、歩行者用信号に従う。最高時速6キロメートル。電動車椅子安全普及協会によると、出荷台数は2014年度から増加し、現在の利用台数は推定約20万台に上がります。今後は、高齢者の増加により増加すると見られます。 高齢者に優しい移動手段として役立つのではないか。特別な免許が要らない。また、走行に不安を感じる高齢者、障害のある方(一部介護者が必要)が自分の自由な時間に、どこにでも外出できる。スーパー内にも入ることができます。自分で商品を確かめ、購入した商品は電動車椅子のかごに入れ、持ち帰ることができます。外出機会が増えることにより、外で友人と話をする、食事をすることができます。生活を豊かにすることができ、身体また精神的に、自分に自信が持てるようになります。 質問をさせていただきます。 移動手段として自由に使用するにはどのようにすべきか。高齢者また障害がある方(一部介護者が必要)が自由に外出できることは、生活を豊かにします。電動車椅子利用者が移動手段として自由に利用するためにはどのようにすべきか、お考えをお聞かせください。 2、運転免許証返納者の受皿について。 75歳以上の後期高齢者のドライバーが急増しております。交通安全白書によると、75歳以上の運転免許証保有者は、2020年末590万人、2011年比で200万人以上増えております。2019年4月に、東京池袋で旧通産省幹部の高齢男性が運転する車が暴走、母子が死亡する事故が発生しました。これを契機に、社会的にも高齢運転を問題視するムードが一段と高まってまいりました。 信号無視など一定の違反歴がある75歳以上のドライバーは、2022年5月23日から免許更新時に運転技能検査が義務づけられました。検察庁の運転免許統計によると、2019年に運転免許証返納者数が1998年の制度導入以来最多の60万1,022人、前年比17万9,832人増となりました。75歳以上の運転者の返納が35万428人、同じく5万8,339人の増でございます。全体の58%を占めます。75歳未満も、前年からほぼ倍増の25万594人と大幅に増えました。 返納した人の移動手段はどのようにしたらいいのか。大きな問題が起こる可能性があります。好きなときに外出するための移動手段の確保に、ある大手自動車ディーラーは、高齢の顧客との関係を維持するため、電動車椅子メーカーの商品を取り扱うようになりました。運転免許証返納者の移動手段の一環と思います。 質問をさせていただきます。 ア、受皿としてどのように考えるか。 運転免許証返納者が、いかに電動車椅子の乗用に移行することができるか。昨日まで、乗用車に乗っていて、今日から電動車椅子での買物です。なかなか難しいと思います。高齢運転のアクセルとブレーキ踏み間違いによる事故、多発しております。メーカーも対策をした車も販売されております。非常に難しい問題ですが、免許証返納者の受皿としての電動車椅子利用について、どのようにお考えになりますか。御答弁のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(甲斐俊光君) 椎名幸雄議員の質問に対する当局の答弁を求めます。三澤直洋健康福祉部長。 〔説明員三澤直洋君登壇〕
◎説明員(三澤直洋君) (1)のアについてお答えします。 障害者や高齢者にとって電動車椅子は貴重な移動の手段であり、外出を支え、生活を豊かにすることに役立つもので、移動の自立、外出意欲の向上、社会との交流機会の増加が期待されます。地域において電動車椅子で走行する際には、道路交通法では歩行者として扱われるため、歩行者としての交通ルールやマナーを守り、周囲の人や障害物に注意して使用することが必要であると考えています。 また、電動車椅子に不具合がある状態で使用することで、思わぬけがや事故に結びつくこともあるため、日常点検の習慣化や正しい取扱いを理解することが、より安全で快適な移動手段とするために重要であると考えています。 次に、(2)のアについてお答えします。 運転免許証が不要になった方や、加齢に伴う身体機能の低下などにより運転に不安を感じるようになった高齢ドライバーが、自主的に運転免許証を返納し、すぐに電動車椅子の対象になることは少ないと思われます。しかし、年齢の経過とともに心身の状況の変化により、電動車椅子の必要性が高まることが予想されます。その際には、介護保険制度の活用などにより、電動車椅子の利用について市に相談していただきたいと考えています。
○議長(甲斐俊光君) 椎名幸雄議員。 〔椎名幸雄君登壇〕
◆(椎名幸雄君) どうもありがとうございました。たしか、今、電動車椅子また数量は少ないですが、今後増えてくると思います。やっぱり安全対策を行いながら乗っていただきたい、そう思うわけであります。 次に移ります。3のバリアフリーについて。 高齢者運転免許証返納の動きが広がり、生活の足として利用者が増える中で、安全対策が問題となってきます。電動車椅子の利用については安全でなければなりません。電動車椅子は歩道を走行します。歩道の障害物の整備、各家に入るための段差、電柱により歩道が狭められているような障害物の整備が求められています。また、警察、自治体の協力による交通安全対策、講習会の実施が不可欠と思います。 質問をさせていただきます。 ア、バリアフリーについて。 電動車椅子を利用する方は、今後、大きくは増加しないでしょうが、確実に増加すると私は考えます。電動車椅子走行だけでなく、今は、つえをついて歩いている人、手押し車を押して歩いている人も多く見かけるようになりました。もちろん、ベビーカーを押している方もいらっしゃいます。新しくできた手賀沼・久寺家線は整備されておりますが、従来の歩道はまだ不十分だと思います。バリアフリーは、以前より叫ばれておりますが、今後はどのように進んでいくのでしょうか、お教えください。 イ、バリアフリーマップの作成について。 交通安全政策の中で、道路のカラー化、また公共施設、スーパーなどに安心して行くことのできるバリアフリーマップの作成などが可能でしょうか。バリアフリーマップは、車椅子がくぼみや段差のない安心して安全に走行できる道路を指定することでできると思いますが、いかがでしょうか。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。南川秀一建設部長。 〔説明員南川秀一君登壇〕
◎説明員(南川秀一君) アについてお答えします。 我孫子市道におけるバリアフリーは、これまでバリアフリーお出かけマップに示されているバリアフリー整備区間について、実施可能な箇所の対策を進めてきました。その後は、毎年行っている障害者団体との懇談でいただいた要望を踏まえ対策を行ってきました。この数年については、新型コロナウイルスの影響により懇談会が開催されていませんでしたが、今後も障害者団体との懇談を行い、いただいた要望を踏まえ、対策を進めていきます。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。三澤直洋健康福祉部長。 〔説明員三澤直洋君登壇〕
◎説明員(三澤直洋君) イについてお答えします。 バリアフリーマップについては、平成17年に、障害のある方、高齢の方、小さなお子様連れの方などの外出支援を目的に、「らっく楽!あびこ」を作成しました。平成19年には、改訂版を作成し、平成20年からは、我孫子市社会福祉協議会や市民活動団体あびこシニアクラブと協働し、実態調査を行いました。平成23年には、随時新しい情報をより多くの方に提供できるよう、冊子から
ホームページ上での情報提供に変更しました。
ホームページ上では、市内の各種施設の通路の幅や障害者用トイレの有無など、バリアフリーに関する情報を絵文字や写真を使って紹介し、商業施設などは店舗のお勧めポイントも掲載しています。 今後もさらに多くの方に利用していただけるよう、様々な手法で利便性を高めていきたいと考えています。
○議長(甲斐俊光君) 椎名幸雄議員。 〔椎名幸雄君登壇〕
◆(椎名幸雄君) ありがとうございました。 一、二点、再質問させていただきます。 おでかけマップでございますけれども、これは、今までに発行回数とか、あるいはどの程度の数量を発行し、どちらのほうに配布しているのかをお教えいただきたいと思います。 それから、「らっく楽!あびこ」ですか、障害者の今のやつを平成17年に発行された。
ホームページ等に掲載されていっていることですけれども、これにつきまして、例えば紙媒体や何かでの皆さんへの配布などは行っているのかいないのか。その辺についてお聞きしたいと思います。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。三澤直洋健康福祉部長。
◎説明員(三澤直洋君) まず、マップのほうなんですけれども、平成17年に「らっく楽!あびこ」を作成いたしました。その後、平成19年に改訂版、平成20年からは実態調査を行って、平成23年に冊子から
ホームページに変更したということになります。ただ、具体的な冊子のほうの発行部数については、すみません、ちょっと私把握できておりませんので、そこは後ほどお伝えしたいと思います。 それと、今現在
ホームページ上でのマップの周知ということになっているんですが、やはり中には
ホームページを見ない方、ちょっといらっしゃると思いますので、そこにつきましては、
ホームページ上だけではなく、ほかにある紙媒体、そういったものを活用していきながら、より多くの市民の方に、そこを伝えていけるような形での工夫は今後していきたいというふうに考えております。
○議長(甲斐俊光君) 椎名幸雄議員。 〔椎名幸雄君登壇〕
◆(椎名幸雄君) ありがとうございました。 やはり高齢者あるいは障害のある方、
ホームページを見られない方もいらっしゃると思いますので、その辺にも配慮していただいて紙媒体での告知というか、皆さんに周知されるような方法も考えていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。 4、補助制度について。 運転免許証自主返納公共交通機関優遇制度があります。70歳以上の我孫子市民であり運転経歴証明書を所持している方が申請すると4年間半額料可能なバス割引証、1年間のタクシー4,000分の利用券等の優遇制度を利用することができます。電動車椅子購入の補助は、障害者が購入する場合はありますが、運転免許証返納者が購入するための補助制度を実施している自治体は非常に少ないと思います。 参考に調べてみました。鳥取県大山町、それからまた岐阜県輪之内町で行っております。これらは、人口の非常に少ない町でございましたので、コロナ禍で大体、上限2分の1から3分の1程度を補助するというふうなことでございました。 質問させていただきます。 障害者購入補助充実について。 介護者がいれば、自由に移動できる電動車椅子は、電動手段が確保できない障害者にとっては生活の充実につながります。しかし、高価のため購入額30万円から35万円程度、補助は不十分です。障害者、また高齢者の購入補助の充実は必要ではないのでしょうか。 イ,講習会の実施及び実施補助について。 免許証返納者については、高齢化からくる判断力の低下、反射神経の衰えが増してくることは目に見えております。このため徹底した講習が必要です。定期的な講習会の実施、講習を行うための補助が必要と思いますが、どのようにお考えでしょうか。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。三澤直洋健康福祉部長。 〔説明員三澤直洋君登壇〕
◎説明員(三澤直洋君) アについてお答えします。 電動車椅子の購入費用助成について、障害者に対しては障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく補装具費として支給しています。利用者負担の上限額については、所得に応じてゼロ円または3万7,200円となっています。高齢者における電動車椅子購入等への補助金はありませんが、市では移動スーパーの実施や市内の自動車教習所、病院、大学、福祉センターの送迎バスの空席を活用した外出応援事業を実施しています。また、心身の状況により、介護保険制度においてケアマネジャーが電動車椅子の必要性と安全性を勘案し、ケアプランに基づき1割から3割の自己負担でレンタルにより利用することができます。 次に、イについてお答えします。 障害者向けの講習会については、補装具費支給制度における市の支給決定の前に、県の障害者相談センターにおいて必要と安全性の判定を行っているため、講習会の実施は考えておりません。高齢者においては、講習会ではなく、介護保険における電動車椅子の利用期間中はケアプランの定期的な見直しの際に心身の状況を確認し、福祉用具事業者により個別に使用方法についてアドバイスを受け、機器の調整等、安全性を確認しています。 なお、11月19日に電動車椅子の試乗体験がけやきプラザで開催される県主催の福祉機器展にて予定されていますので、広報や
ホームページで御案内をしていきます。
○議長(甲斐俊光君) 椎名幸雄議員。 〔椎名幸雄君登壇〕
◆(椎名幸雄君) ありがとうございました。 補助制度につきましては、地方自治体では非常に難しい問題もあると思いますので、やはり国がこれについては、大きく助成をされるべきだと私は思いますので、こちらにつきましては国等に働きかけをしていきたいと思います。 それから、先ほどの講習会なんですけれども、ここにある講習会の実施している写真がございます。これは、2019年10月4日、長野県須坂市役所主催、シニア連、健康体操祭で実施されたものでございまして、この中でやはりシニアカーの試乗会や何かをする場合には、そこそこのスペースが必要でございますので、例えば、駐車場だとかそういうところにポールを立てて、その中を走行する。一応乗ってもらって体験するということが一番大切なことだと思います。これによって、これからは乗ってみようかなという方も出てくると思いますので、やはりそういうような機会がありましたら、ぜひ市としても、メーカーにお願いすればメーカーが当然、車等を提供してくれると思いますので、そういうものを利用して市としてもそういうような講習会の開催の御検討をお願いしたいと思います。 次に移ります。 大綱2、危険な通学路対策。 私の質問は昨日の野村議員の質問と重複いたしますので、質問1、2につきましては割愛をさせていただきます。 質問3、今回の危険箇所は、前回以外の新たな箇所なのか。 平成24年、我孫子市で実施された通学路合同点検で危険と判断をされた80か所のうち、平成25年8月31日まで対策を完了した箇所、68か所。12か所については、道路の拡幅等難しい問題があるので、順次改善。その後、関係者の協力により解決したとの報告がありました。今回、危険箇所と判断された箇所は、前回判断された箇所とは別の新たに判断された箇所なのでしょうか、お聞かせください。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。丸智彦教育長。 〔説明員丸智彦君登壇〕
◎説明員(丸智彦君) それでは(3)についてお答えします。 今回の点検は、昨年6月に起きた八街市での事故を受けて、県からの依頼を受け、各学校に対して、これまでに安全対策が実施された箇所も含めて改めて通学路の点検を依頼いたしました。学校は、毎年新しい児童・生徒や保護者、教員を迎え、新たな視点で通学路を点検していますので、既に対応済みの箇所についても、学校が危険箇所として判断した箇所については報告されております。 ちなみに89の危険箇所のうち、新しく出たのが52か所です。既出、以前出されたものが37か所ございました。
○議長(甲斐俊光君) 椎名幸雄議員。 〔椎名幸雄君登壇〕
◆(椎名幸雄君) ありがとうございました。 前回、要するに平成24年に行ったものの中で、また今回それと重複するところが三十数か所あったということですので、そういう箇所につきましては、もうどことどこということで分かっておりますでしょうから、常にやはりその辺は、見守り隊あるいは常に確認をしていただきたいと思います。 それからやはり私も大分以前ですけれども、根戸小学校の通学路について、1枚のA3の用紙ですけれども、通学路とこの箇所とこの箇所は危険だよ、危ないよというようなことを作成して、お子さんに配っていたという記憶がございます。今後もまた、新1年生が入ってきた場合には、そのような地図等を作って、十分注意するよう御指導のほどをお願いをしたいと思います。よろしくお願いをいたします。 次、台田1丁目1番地歩道は危険箇所に入っているのでしょうか。 台田1丁目1番地の通学路の拡幅を求める質問を平成29年第3回定例会において質問させていただきました。マンション前については、広場を設ける、学校までの通学路の拡幅は求めないというようなことでした。今回の危険箇所には入ってないようですけれども、やはり通学路の幅が70センチしかございません。人がすれ違うことができないような場所でございますので、この通学路が危険箇所になぜ入ってなかったのか。その辺についてちょっとお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。丸智彦教育長。 〔説明員丸智彦君登壇〕
◎説明員(丸智彦君) (4)についてお答えします。 台田1丁目1番地の歩道については、今回の点検89か所には入っておりませんが、以前から道路管理者である千葉県柏土木事務所に歩道拡幅の要望をしつつ、学校では安全教育を実施してまいりました。 しかし、今年度の通学路安全推進会議において、改めて学校から危険箇所として報告があり、引き続き対策の実施について、道路管理者である千葉県柏土木事務所に歩道拡幅の要望をいたしました。
○議長(甲斐俊光君) 椎名幸雄議員。 〔椎名幸雄君登壇〕
◆(椎名幸雄君) どうもありがとうございました。 やはり非常に狭い通学路、雨の日やなんかは傘をかぶったら、本当にもう擦れ違うこともできないというような通学路でございます。これにつきましては、やはり後ろ側のほうに通学路がたしかあると思いますけれども、このような通学路の順序といいますか、通学路の位置、何て言いますか、場所の道路を、危ないときはほかにこちらのほうの通学路使いなさいよと。ただ、台田の場合は、後ろがちょっと暗かったりいろいろありますので、冬の遅い時期や何かは非常に危険な箇所がございますので、その辺も考慮しながら、通学路の変更というような指導というか、そのようなこともできるとは思いますので、その辺についてちょっとお聞かせをください。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。丸智彦教育長。
◎説明員(丸智彦君) まず、四小前の跨線橋を通っている児童の数というのは大体400名弱と。北柏側の台田の跨線橋のほうを通っているのが今4人です。昨年、この事故があってからそういった話をして、通学路の変更を希望する家庭を募ったわけなんですけれども、それでも4名というところで、どうしても今通っている国道356号のほうがという話が多いんです。ただ、今の状況を考えると、確かに狭いところは狭いもんですから、再度、今校長のほうに話をして、そういった通学路の変更も含めて、保護者のほうに啓発していこうかなというふうに考えております。
○議長(甲斐俊光君) 椎名幸雄議員。 〔椎名幸雄君登壇〕
◆(椎名幸雄君) 確かに、新たに通学路のほうをお願いするというと、やはり通学路の整備も必要ではないかと思うんですね。表と後ろの通学路では整備状態も違いますし、その辺を整備をして、きれいになって、安心して通学ができるというような状況になればいいかと思います。それまでやはり、現在の通学路の指導といいますか、通学指導を十分徹底していただいて、事故のないような通学路にしていっていただきたいと思います。ありがとうございます。 次、大綱3、保育園の運動広場について。 根戸地区には3つの保育園があります。ある保育園の園児たちがお散歩に来て、根戸小プールのある側の道路で駆けっこをしていました。この道路は、車両が通行することはできません。久寺家中の生徒が通学に利用するか、歩道を散歩をする方が利用するだけです。道路はアスファルト舗装なので、園児が転倒したときなどは、けがの心配があります。 すぐ近くに中央学院大学のサッカー場があります。つくし野川上流遊水地、今年、人工芝の張り替えをしたすばらしいコートです。コートの両サイドには広いスペースがあり、また、のり面も人工芝になっています。サッカーをしていないとき、この空いたスペースで園児たちが遊べないだろうか。中央学院大学の総務部長に相談をいたしました。サッカー場、また隣の野球場の練習が休みのとき、安全対策を行えば使用可能ではないか。保育園の園長先生にもお聞きいたしました。もし、使用できる日程が合えば使用したいとのことでした。各園には運動場がありますが、園からの散歩、そして園外で遊ぶのも楽しいものだと思います。両者の都合のよい日、時間、なかなかないかもしれませんが、使用できれば園児たちも喜ぶのではないでしょうか。 質問をさせていただきます。 ア、空いている公共施設、学校施設の利用について。 空いている公共施設、学校施設の利用、また障害者の日中活動、遊び場の確保について検討していただけないでしょうか。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。星範之子ども部長。 〔説明員星範之君登壇〕
◎説明員(星範之君) 保育園や障害者施設は、活動のスケジュールどおりにはいかない場合があるため、他の施設を利用するには、予約等の手続なく、お散歩ついでに気軽に利用できる遊び場であるかが重要です。そのため中央学院大学のサッカー場等の利用については、特にサッカー場がつくし野川上流調整池にもなっていることを踏まえ、保育園側の安全性の確保や練習が休みの日の利用方法について大学に確認し、条件が合えば利用させていただければと考えております。 なお、公共施設や学校施設の利用については、運動会や鼓笛隊の練習など事前に日程を決定しておく必要があるものに関しては、校庭や体育館等を計画的に利用しています。また、幼保小の連携により小学校との交流活動も行っているため、小学校までお散歩しながら訪問し、校庭等の学校施設を使用しています。
○議長(甲斐俊光君) 椎名幸雄議員。 〔椎名幸雄君登壇〕
◆(椎名幸雄君) どうもありがとうございました。 やはり学校、中央学院大学の総務部あるいは学校等の利用について、各保育園や何かが直接はなかなか非常に難しいでしょうから、子ども部あたりが中に入っていただいて、その辺の調整をしていただきたいと思います。 見てもらえば非常にすばらしいことだと。かなり広くて、これだったら子どもたち喜ぶんじゃないかというような感じになります。また仮に、そこで、ちょうど管理棟もございますし、おトイレや何かが必要な場合は管理棟を使うような交渉もしていただければ、本当子どもたち喜ぶと思います。もう何回も道路で遊んでいるのを私、見ております。また、すぐそばに、これは柏市の障害者というか施設だと思いますけれども、こちらはやっぱり身体障害者かなと思うんですけれども、その人たちもそこの道路を行ったり来たりというような、散歩に使っております。やはりそういう、せっかくですから空いているすばらしい施設があるので、できることなら、ぜひ使わせてやりたいと思いますので、その辺のほう交渉等よろしくお願いをいたします。 以上をもちまして質問を終了させていただきます。御丁寧な答弁、ありがとうございました。また御清聴ありがとうございました。
○議長(甲斐俊光君) 以上で椎名幸雄議員の質問を終わります。 芹澤正子議員。 〔芹澤正子君登壇〕
◆(芹澤正子君) 日本維新の会の芹澤正子です。 私は千葉維新の会で、ダイバーシティー推進局長と副政調会長をしています。我が党は国会議員と地方議員は上下の関係ではなく、対等の立場で論を闘わし、地方分権を進めていくことになっています。 さて6月は男女共同参画月です。2人の女性を紹介します。 都内のある出版記念の集まりで、デヴィ夫人から珍しい話を拝聴しました。スカルノ大統領は、戦後の日本の男性に失望したとおっしゃっていたとのことでした。夫人は、はきはきと諸外国と日本の対応にも触れました。日韓は、慰安婦の問題は既に決着していたともっと強く言うべきである。また、北朝鮮は拉致の事実を認め、5人は返したのだから全員を返せと、もっともっと強く主張すべきであるということです。私も高齢の御家族をテレビで拝見するたび、つらいものがあります。日本政府は、その対応を精いっぱいにしていると言いますが、現実には返還には至っておりません。今、本当に実行できる政治が求められています。 もう一人の女性はこの日の主催者で、「来たれ、女の政治」の著者です。アメリカ留学を経て通訳・翻訳者になります。女の子の職業として政治家もあるんですよと当たり前に教える、そんな学校教育が将来実現されることを願ってのタイトルだそうです。そして、一人でも多くの女性が政治家を志し、有能な女性リーダーが現れる一助になればと、本のはじめにのページに書いてありました。 質問に入ります。 大綱1、防災行政。 1、治水対策。 令和元年、利根川の大災害を防ぐ大きな助けになった八ッ場ダムの完成記念式典が、ようやくこの5月28日挙行されました。大臣、県知事など大勢が関係者各位に感謝の言葉を述べていました。物から人へという時代になり、熊本ではダムの建設はかないませんでした。最近、線状降水帯という言葉をよく聞くようにもなりましたが、これは数時間にわたり積乱雲が線状に次々と発生し、ほぼ同じ場所を通過あるいは停滞する自然現象です。その大きさたるや長さが50キロから300キロ、幅は20キロから50キロもあります。 現在、度々この線状降水帯が起き、異常気象が当たり前のような時代となった中、市民の命と財産を守っていくことが公助の最も基本の取組です。6月5日のテレビでの1000年に一度の雨の脅威、いつ、どこへ逃げればいいのか。浸水域をスマホで確認しようという番組の放映がありました。しかし、我孫子の住民で、まだこのスマホを見ない、情報を受け取るのが遅い高齢者も現実には多数いるのです。行政はその人たちの命を救うことの重要性も認識しておかなければなりません。また、治水対策は長期にわたり多額の費用が必要ですが、その途中経過の把握も重要です。工事中の布佐排水区、若松地区、柴崎排水区の治水対策の現在の進捗状況と課題をお尋ねします。 次、内水に備え、柴崎排水区後田樋管に早期の排水ポンプの設置を要望していただきたいです。費用対効果ではないのです。造ったときは、確かにそういう文言で半分納得したのですが、現状を考えると再度強く要望いたします。 次、令和2年1月の国交省関東地方整備局発行の利根川水系利根川・江戸川河川整備計画変更案によると、洪水を一時貯留し、利根川下流部への洪水流量を低減させるための田中調節地の容量増大を図るとあります。水量は約2割増しの予定。3月議会でも、この現状の御説明をお願いしましたし、その後、要望もお願いしました。もう一度申し上げますが、さらに近隣市町とともに、早期の土手の強化などを要望していただけましたでしょうか。 2、防災再対策。これは3種類に分けてお尋ねします。洪水暴風雨と地震とそれからそれらが混ざったものの3種類です。 まず、洪水暴風雨対策。 6月4日、コロナで延期されていた指定緊急避難場所である電力中央研究所との利用方法と、大雨時の避難行動等に関する市民への説明会が市民プラザで開催されました。市からの説明書には、あちこちに市からの連絡後に電研のグラウンドと南第1駐車場を開放するとありました。それに対し、今回市民から改めて要望が出されました。 1点目、電研の屋内。これは指定避難所に指定されている新本館フォレストホールと研修会館1階集会室です。それも緊急避難場所として利用できるように電研と再度協議して実現すること。住民の要望は強い言葉で終わっています。実現させていただきたいではないんです。実現することとなっています。そもそも豪雨の中、外での避難が現実的にどういうふうに見えるでしょうか。屋外での避難は危険だと、市長も認めてくださっています。 昨年の議会で、私もかっとなって、土砂降りの中、傘を差して立って避難するのですかとまで質問した経緯がありました。現在は軒下までは認めてくださっています。これは、私自身にも過去に、近所の足の不自由な高齢者と一緒に根戸小までの、それも議会で言ったことがありますが、遠い根戸小まで雨の真っ暗な中、避難したつらい経験があります。緊急時、特に高齢者にとって複雑な行動するのは困難です。 2点目、緊急避難場所の開放タイミングについては、市からの連絡後ということでは、高齢者等の住民は、避難指示は出されたが最も近い緊急避難場所の電研に避難できるのかどうかを、市役所かあるいは電研に1人ずつが問合せしなくてはならないわけです。そんな時間があると思いますか。そんなことを1人ずつしている余裕などなく、速やかに避難しなければ、特に高齢者たちに命の危険があります。 令和3年5月の内閣府の避難情報に関する
ガイドラインや避難行動フローを見ても、警戒レベル3で、高齢者たちは指定緊急避難場所に避難とあります。並木に住んでいる高齢者には、北近隣センターでは遠過ぎるのです。我孫子市は、住民の実際の場面での行動を想定し、逃げ遅れて犠牲になる人が一人でも少なく、いやゼロにすることが義務なのです。法律に基づくと、指定緊急避難場所である電研の開放タイミングは、警戒レベル3で必ず開放することはもう必要不可欠なのです。我孫子市は運用見直しをして、再度、電研と協議して実現すること。 長期間にわたり、市と住民は平行線をたどってきました。私もここで、間に挟まれて大変ですみたいに言ったことがありますが、一言で言うと、市からの依頼があって初めて門を開けるかどうかという点なのです。しかし、譲っていない住民側の言うとおり、確かに法的には指定緊急避難場所というのは誰の依頼がなくても、と書いてあります。 市としての見解は、電力中央研究所は民間施設である。まず初めには公的な場所への避難をするという考えです。電研は建物外については、市からの依頼がなくても自主的な判断で開放していくと言っています。 一方、住民側の意見は、最も近い公的な場所の北近隣センターまでも歩けないほど高齢化が進んでいる。地図上だとそんなに遠い距離ではないんですが、高低差がひどくあります。昼間でも1時間に1本もないようなバスで、2駅のところをバスに乗って近隣センターに行っている人たちです。一方、住民側の意見は、北近隣センターまでも歩けない。また人は、正常性バイアスなどの作用で、ぎりぎりまで避難しない。人の命がかかっています。 電研は民間とはいえ、いつも会議室は利用させてもらっているし、9丁目の自治会総会がそこで行われています。市長も御臨席になっております。公共性の高い企業でもある。研修室と研究棟は廊下で遮断されているから、劇薬などのことに市民が触れることはないと言っています。 次、地震対策。 地震による死亡者は、火災によるものが多い。火災の初期消火と延焼を防ぐのに有効なスタンドパイプの導入について再度御検討いただきたい。都内では、次々整備されています。これは柏木部長の時代に議会で提案していて、返事が延び延びになっているものです。ですから、今回は再度の提案です。また地震後、自宅でなく、避難場所の体育館でもなく、余震への備えや、あるいは自分の家がもう使えない、身の安全を確保するために実際には車中避難をする家族も多くいます。その場所などについての現状の把握を伺います。 けが人へのトリアージ。これは以前に質問したことです。薬剤の循環などうまくいっているかどうか、再確認させてください。 次、それらが混ざった対策。洪水・暴風雨・地震共通対策。 避難所運営については、我孫子市地域防災計画ダイジェスト版による避難所の開設、運営について、自主運営を原則とする。避難者による自主組織を立ち上げるとある。実際に事前の準備は難しいことが想定されますが、しかし他市においては、その準備を学校単位で行っているところもあります。 これはどういうふうに重要かというと、障害を持った人が避難所に行ったとき、力がある人、先に来た人たちがいい場所を全て占めてしまい、障害を持った人、優先すべき人が避難所の中で、居づらい、あるいは場所がないというような優先できない状況にならないように、市として何らかの提案があればお教えください。複合災害時の市としての対応策を再度確認させていただきます。 市の防災計画によると、指定避難所のみの飲食料の提供とあります。しかし、全員が避難所に行ったら大変なことになるというので、友人や近隣の知り合い、それからホテル、高台のところにというふうになっています。そうすると、それが数日のことで家に戻ればいいんですが、それ以外の人、要するに指定避難所でない人たちに対する供給、これは場所とか条件とか管理方法も御検討いただけますか。 長期にわたる場合には、公平性をも考慮すべきと思います。知人宅や親戚宅に避難した場合には何ももらえないとなると、それを断ることにもなりかねませんし、備蓄の多い人ばかりではありません。思い出すのは3・11のときに医師がテレビで、皆の食料のために自分は奔走していて、私の仕事は医師なのに本来の仕事ができないとの言葉があったりしました。 また、電研だけでなく指定緊急避難場所についての鍵の開錠、鍵を開けることは、人力でなくリモートでできるように一歩ずつ前に進めていただきたい。これは毎回要望として申し上げます。 市原市の女性防火クラブでの研修でも学んだことですし、これは消耗品でなく備品です。防災対策備品として整備していただきたいのですが、いかがでしょうか。 先日、私は女性防火クラブで横浜展示会場まで研修でバスで出かけました。防災グッズがいろいろあって、その中に何と水陸両用のリヤカーが水害時にはボートにもなるという高価なものまで展示されていました。我孫子の財政は豊かでないのは分かりますが、平成28年熊本大地震の際に、千葉市からも熊本市に応援に3週間行きました。ほかにも神戸市から、相模原市からもです。そこでの鍵の存在が分からずに困ったとの反省が報告書に書かれていました。その他からも同じような反省の事例があり、今や各家庭でのスマホから、自分の家の鍵の開錠、施錠ができる時代ですので、今後、安い製品を探すことも可能かと思います。ここまででよろしくお願いします。
○議長(甲斐俊光君) 芹澤正子議員の質問に対する当局の答弁を求めます。南川秀一建設部長。 〔説明員南川秀一君登壇〕
◎説明員(南川秀一君) (1)治水対策についてお答えします。 まず、アについてお答えします。 布佐排水区については、令和3年度からの継続事業である4工区の整備を進めており、令和5年2月末の完了を目指します。引き続き、5工区の整備を進めていきます。 若松地区については、令和3年度からの繰越事業である第4排水区、3の2工区の整備を進めており、7月末の完了を目指します。引き続き、第4排水区4工区の整備を進めていきます。 若松排水樋管の管理橋については、令和3年度からの繰越事業である第4樋管及び第5樋管の管理橋設置工事を河川管理者である千葉県と協定を締結し、千葉県が発注し工事を進めており、6月末に完了する予定です。引き続き第3樋管の管理橋についても、千葉県と協定を締結し進めていきます。 柴崎排水区については、令和2年度からの継続事業である2工区の整備を進めており、11月末の完了を目指します。 各地区における治水対策について、浸水の早期軽減を目指し、着実に工事を進めていきます。 次に、イについてお答えします。 後田樋管にポンプ場を建設する際は、市で建設することになります。後田樋管の建設に当たり、国土交通省からの放流協議の条件や柴崎排水区の早期浸水軽減を優先することにより、ポンプ場を建設する計画はありません。 最後に、ウについてお答えします。 国土交通省関東地方整備局が令和2年3月に策定した利根川・江戸川河川整備計画において、田中調節池の洪水調節機能の向上を図るため、調査及び検討を行いつつ、越流堤の移設を行うと記載されているところですが、現時点で事業化はされていません。越流堤を移設することで田中調節池の治水容量の増強が見込まれることから、事業化された際には、周囲堤の現状を踏まえ、整理が必要な箇所について国土交通省に要望していきます。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
海老原郁夫市民生活部長。 〔
説明員海老原郁夫君登壇〕
◎説明員(
海老原郁夫君) 私からは、(2)防災対策についてお答えします。 まず、アについてお答えします。 市では、昨年4月に、一般財団法人電力中央研究所と災害時における施設利用の協力に関する協定を締結し、また昨年8月に協定書に基づく協議を行い、その利用方法について、6月4日に研究所周辺自治会の皆様を対象に説明会を開催し、洪水時のタイムラインを含めて説明をさせていただきました。豪雨や強風時など危険が間近に迫っている状況では、屋外の無理な避難は避け、自宅の2階などへの避難をしていただくとともに、台風接近時などの場合は、市は自主避難所や他の指定避難所を早めに開設していきます。また併せて速やかに避難行動に移れるよう、情報発信を行っていきますので、市民の皆様には早めの安全な避難をお願いいたしました。 我孫子市は、利根川の中流域であり、上流域に当たる栗橋水位観測所の水位超過を基準とした避難情報の発表後でも、実際に、我孫子市周辺の水位が上昇するまでには六、七時間の猶予があります。説明会においても、危険な大雨時や真夜中の避難を避け、自力での避難が難しい場合には、共助も含めて早期に安全な避難行動をお願いしました。電力中央研究所を含む民間施設の緊急避難場所の開放については、協定に基づき事前に依頼するものとしています。今後も、民間施設を緊急避難場所として安全で的確に開放できるよう、開放方法などの運用について引き続き協議を進めていきます。 イについてお答えします。 災害発生後の初期消火活動は、自助や自主防災組織などによる共助の活動として非常に重要です。そのため市では、自主防災組織の結成時及び結成25年後の資機材再交付時において、スタンドパイプを資機材の交付対象としています。市では、地震発生後に指定避難所以外において避難が可能な場所を検討し、被災者に対して周知することとしています。また、指定避難所以外の自宅内や車中等で避難生活を余儀なくされている方に対しては、被災者の所在を把握し、指定避難所への移動を促すこととしています。 また、医療救護活動については、我孫子市地域防災計画に基づき、必要に応じて市内8か所の病院玄関前に避難所を設置し、病院から救護所責任者である医師を配置した上で、我孫子医師会から派遣された医師の指示の下、けが人へのトリアージを実施することとしています。これら救護所設置予定の全ての病院とは既に協定を締結し、テントやトリアージシート、トリアージタグなどの物資及び、循環備蓄による医療品の配備を完了しています。 ウについてお答えします。 避難所の長期的な運営に当たっては、自治会、自主防災組織等や避難者を中心とした自主運営を原則としています。運営に当たっては、女性の参画を推進し、男女のニーズや要配慮者への配慮に重点を置いた運営ができるよう、避難所運営
マニュアルを整備し、各小学校区ごとに
マニュアルに基づく避難所運営訓練を実施しています。 また、避難生活が長期化した場合は福祉避難所を開設し、一般の避難所において生活が困難な障害者や高齢者などの配慮が必要な方については、福祉避難所に移動していただきます。 次に、2つ以上の災害がほぼ同時期に、または復旧中に発生する複合災害が発生した場合は、被害が深刻となり、復旧が長期化します。そのような場合には、市では各課災害対策
マニュアル及び災害時業務継続計画に基づき、我孫子市災害時受援計画による応援受入れも含めて、迅速かつ的確な対応を行っていきます。 食料の提供については、地域防災計画においても、住家に被害を受け縁故先などへの避難をされている方についても支給対象者としています。支給の場所については、避難所を原則としていますが、必要に応じて輸送ボランティアの活用も含めて検討していきます。 最後に、指定避難所となる小中学校の体育館の鍵については、全ての学校備蓄倉庫内にダイヤルロック式のキーボックスを設置し、キーボックス内に鍵を保管することで、ダイアル情報を基に全職員が体育館の鍵を使用し、開錠できる方式としています。緊急避難場所の鍵につきましては、公園や学校の校庭については施錠されておりませんので、鍵の開錠が必要な緊急避難場所は民間施設となります。そのため、鍵の開錠を含む緊急避難場所の開放については、協定に基づき事前に依頼するものとしています。民間施設の緊急避難場所の開放方法などの運用については、今後も協議を進めていきます。
○議長(甲斐俊光君) 芹澤正子議員。 〔芹澤正子君登壇〕
◆(芹澤正子君) 御回答を丁寧にありがとうございました。 全部がこれで安心だというところまではいっていませんが、思ったよりちゃんと、今まで決めたことはそのとおりにされているというのが分かりました。 再質問です。6月4日の説明会の席で、北近隣センターに、うちの自治会は全員行ってもいいという、ある自治会長から質問がありました。200軒ほどの家です。ハザードマップ作成した当時より避難場所への避難者は増加しているという点について、どう思われるでしょうか。 それとスタンドパイプの導入についてですが、交付対象とするというのはどのようにして、スタンドパイプをこれから、我孫子中に順番に用意するという意味でしょうか。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
海老原郁夫市民生活部長。
◎説明員(
海老原郁夫君) 避難者が増えていくという形でどう認識しているかという御質問かと思うんですが、市としましては、そういった避難者が増えていることも想定して避難所が運営できるような形で進めていきたいというふうに考えています。 あとスタンドパイプについてなんですが、こちらは、自主防災組織の結成時に一応資機材のものになっております。またその25年時に更新されるときにも、こちらは補助の対象となっている形になります。
○議長(甲斐俊光君) 芹澤正子議員。 〔芹澤正子君登壇〕
◆(芹澤正子君) 再々の質問ですが、現在スタンドパイプをどこかで使っているでしょうか。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
海老原郁夫市民生活部長。
◎説明員(
海老原郁夫君) 現在配備されているのは、1か所の自治会になります。
○議長(甲斐俊光君) 芹澤正子議員。 〔芹澤正子君登壇〕
◆(芹澤正子君) 初めて聞く人もいるかもしれないんでちょっと状況を説明しますが、消防団が操法大会で、水をここにためておいて、用意ドンでなるべく早くその消火活動をして消火してきたって言って、また戻ってきてきちっと整列する、その素早さと正確さと、そんな技を競うんですが、普通の人が、消防は来ませんし、地震になったとき一番大きいのは都市型で、我孫子もその火災だと思われている部分があるので、道路の水道の水をそのまま使うと汚れるし、料金の問題もあるので、ポンプに近いような車を何台か用意して訓練するところに持っていくという形になるわけです。そうすると、その1台は今稼働していますでしょうか。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
海老原郁夫市民生活部長。
◎説明員(
海老原郁夫君) 運用についてなんですけれども、使用する際については、事前に市民安全課ですとか、また水道を利用しますので水道局ですとか、消防の警防課のほうに御連絡いただくような形で訓練を実施していただくようにお願いしております。 今現在は、こういった訓練は実際には行われていないということは確認しております。
○議長(甲斐俊光君) 芹澤正子議員。 〔芹澤正子君登壇〕
◆(芹澤正子君) 今のは、1台あるけれども動いているわけではないという回答でよろしいですね。そうすると、予算化も必要かと思うんですが、予算化についてはどのように市は捉えていますか。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
海老原郁夫市民生活部長。
◎説明員(
海老原郁夫君) 先ほどの答弁で申しましたとおり、資機材の配布時期は、新規に立ち上げの部分と、25年に再交付する際に対象となっておりますので、そういったときには予算措置はしていきたいというふうに考えています。
○議長(甲斐俊光君) 芹澤正子議員。 〔芹澤正子君登壇〕
◆(芹澤正子君) 最後にもう一つ、車中泊をしている人は結構ペットと一緒の人が多いんじゃないかと想定します。子どもの数よりペットのが多いという中で、やっぱり被災地で最初に困ったのは、ペットだというのもどこかで読みました。ペットのために外で何かつなぐものを用意したとしても、それが全部の天候ですと、飼い主と離れていられるかどうか。だから車中泊をして避難所に行ったり、また車中に戻ったりという人も多くいるんじゃないかと思いますが、我孫子でそういう土地を用意する準備はないでしょうか。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
海老原郁夫市民生活部長。
◎説明員(
海老原郁夫君) 土地を用意するというところまでは、今この場でお答えすることは難しいですけれども、例えば避難場所で、基本的には徒歩とか自転車とかで避難されてくる方、そういうお願いをしておりますけれども、例えば校庭とかで車を乗り入れた際に、その中でペットと一緒にいるとか、そういったことは想定できるかと思います。
○議長(甲斐俊光君) 芹澤正子議員。 〔芹澤正子君登壇〕
◆(芹澤正子君) 今まで回答いただいた中で、あるいは書式の中で、電研は車で入っては困るというふうに書いてあるんですが、状況によっては今後その広い場所に入れてもいいという可能性として、今、それを許可するという意味ではないんですが、絶対駄目なのか、原則として駄目なのかお伺いして再質問は終わります。どうでしょうか。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。
海老原郁夫市民生活部長。
◎説明員(
海老原郁夫君) 公式の場ですので、一応協定に基づく取決めとして、車での避難はお断りしているという状況でございます。
○議長(甲斐俊光君) 芹澤正子議員。 〔芹澤正子君登壇〕
◆(芹澤正子君) ありがとうございます。 また教えていただくことがあったら、次の機会にいたします。 大綱2、総務企画行政。 男女共同参画の取組。 2020年内閣府で第5次男女共同参画基本計画が閣議決定されています。毎年6月、その男女共同参画月における市では、今年はどんな取組をされていますか。前に、ほかの議員がおっしゃったんですが、特筆すべき事柄も、ちょっと遠くまで出かけましたという情報も入ったので、詳しく教えてください。 日本はやっぱり非常に遅れています。女性議員が40%、50%を目指して世界の国々が努力している中で、日本はクオータ制も導入されていません。パリテというのは、フランス語で男女同数とか性別均等という意味です。民主主義の原則として男女半々で意思決定に携わらなければ、民主主義とは言えないという強い考え方を少しずつ浸透させていきたいと考えます。お願いします。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。山元真二郎企画総務部長。 〔説明員山元真二郎君登壇〕
◎説明員(山元真二郎君) 市では、我孫子市男女共同参画条例で、市民及び事業者が男女共同参画に関心を持ち理解を深めるため、毎年6月を男女共同参画月間と定めて様々な取組を行っています。 今年度は西別館の入り口に、「いきいき我孫子は男女共同参画から」と書かれた横断幕の掲示や、図書館アビスタ本館の外壁ガラスケースと入り口付近で、市や国の取組の企画展示を行い、市民の皆様への周知と啓発に努めています。 また、「広報あびこ」6月1日号の1面では、男女共同参画の特集記事を掲載しています。この特集記事は、子どもたちにも読んでもらえるように、分かりやすい表現を心がけました。さらに、6月1日には、市職員を対象に性の多様性をテーマとした研修を実施し、6月25日には、市民を対象とした男女共同参画社会づくり講演会をあびこ市民プラザのホールで開催いたします。 このように6月は集中的に周知と啓発に努めていますが、6月の月間に限らず、年間を通して男女共同参画の推進に向けて啓発に取り組んでいきます。 次に、特筆すべき事柄についてお答えします。 市としては初めての取組として、男女共同参画室の職員が5月17日から6月13日まで開催された国立女性教育会館、NWEC(ヌエック)主催の令和4年度地域における男女共同参画推進リーダー研修のうち、5月25日のパネルディスカッションにおいて、唯一の自治体職員として、また、唯一の男性として登壇し、市の男女共同参画推進の取組を全国に向けて発信いたしました。参加者からは、市の第3次男女共同参画プランの実施状況報告書が先進的であると高い評価を受けております。
○議長(甲斐俊光君) 芹澤正子議員。 〔芹澤正子君登壇〕
◆(芹澤正子君) ありがとうございました。 埼玉の奥の比企郡とかいう、あそこまで通称NWEC(ヌエック)というところにわざわざ行って、推進リーダーの研修で発表したなんていうのはとてもすばらしいことです。何遍も言いますが、我孫子市は千葉県で、まだ唯一なんです、男女共同参画宣言都市として、あそこに縦の看板が出ていますが。それにふさわしい内容の、これからいろんなところでも、パートナーとして届けを出すと、こうだこうだという情報がもうあふれるように入ってきていますので、何とか新しい方向に向けて、これからさらに努力していただきたいと思います。これは要望です。 次に行きます。 大綱3、環境都市行政。 1、栄地区の残土埋立て工事について。 様々な経過が数年前からもありまして、樹木の伐採後、令和2年、7近隣の自治会への説明会から始まり、栄地区で大規模な開発事業が行われ、現在既に完了に近い量の残土が埋立てられています。 これまでの間、星野市長から警察署、千葉県への10トン車の使用をやめてほしいという要望も無理でした。また、我孫子市議たちからの議会での質問等も行われてはきましたが、提出すべき書類だけは整っていました。狭い道ゆえ、大型ダンプの擦れ違いのないようにということも守られませんでした。令和4年4月、歩道で男性のダンプとの接触事故が起き、そのための話合いも開かれました。また近くの第一小学校の下校時間帯は、ダンプの往来を少なくするという約束も実際には守られていませんでした。 5月23日5時30分から千葉県庁近くで、熊谷県知事との意見交換会に参加する折があったので、県は残土埋立て許可した後で、例えば抜き打ちでの検査などのもっとしっかりとした実効性のある取組をしていただきたいと要望してまいりました。違反があっても罰則はなしなのです。県内他市での独自の条例や規則をつくって住民保護に資するようなしっかりしている例も複数あります。我孫子市もこれらの他市の事例を参考にして、条例等で整備していく必要があるのではないでしょうか。 この件は栄町の副会長を長くしていた人に、この4月から会長になったので、事業者のケンオブザワールドという事務所に、私も視察で出かけ、現状の確認をして現場を確認しております。また、並木地区のほうにも水がすごく、JRを通ってすごい水が流れ落ちているという現状が前からあるので、埋立てたものから化学薬品なりが何年かかかってそちらに染みるんではないかと、いろんな準備をしている様子も知っております。これについて、条例等で整備していく、すぐじゃなくても結構ですから、御回答ください。 もう一つ、湖沼の環境保全についてコブハクチョウほか。 手賀沼は千葉県の管轄です。みんなそう思っているんですが、厳密に言うと、沼の水面は千葉県で、沿岸の陸地は隣接各市なのだそうです。最近ですが、
フェイスブックに大きな記事が寄せられていました。コブハクチョウによる稲穂の食害に苦しむ農家。自然保護を重要視するグループの思い。当初厳しい口調で、命の大切さを強調されている投書には、行政は何もやっていないとの言葉もありました。海外から見学に来る予定であるとの言葉もありました。英知を尽くせもあります。募金を募ってクローバーの畑を作れば、そこから畑には行かないはず。「白鳥の湖」のモデルだ。そして反対意見としては、美しい姿でもカラスと同じだという投稿もありました。 それで市の担当者からの情報によると、我孫子市は既に現状をしっかり把握しており、取組もしっかりしていました。コブハクチョウの寿命は約10年です。偽卵、偽物の卵を抱かせて数の増加を防いだり、畑に入らないようにネットで防いだりしています。外来種なので、環境省に聞けば、駆除してよいとの回答になると聞いたこともあります。近隣市では、コブハクチョウの対策がないか、あるいは効果的でなくて、まだ総数は増えています。 これは鳥ですけれども、外来植物、オオバナミズキンバイやナガエツルノゲイトウなどの問題も含め、流域近隣市と一緒に緩やかな連絡会が必要だと私は考えるんですが、その予定はないでしょうか。 千葉県内で、害獣、害になる獣の被害の最多は断トツ、イノシシです。何とだんだん我孫子市にも入ってきています。熊谷県知事にも、これらの件も千葉県としての把握、取組を要望してきました。現在捕獲したイノシシはジビエとして食べているそうです。そして、ブラックバスやブルーギルの駆除に、その釣りをやっていた時期が私自身にもあります。琵琶湖のへりの食堂では、ブラックバスはメニューの一つになっています。よろしくお願いします。
○議長(甲斐俊光君) 答弁を求めます。山本康樹環境経済部長。 〔説明員山本康樹君登壇〕
◎説明員(山本康樹君) 初めに、(1)についてお答えいたします。 我孫子市埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例は、3,000平方メートル未満の埋立事業が対象となり、3,000平方メートル以上の事業については県条例の対象となります。 埋立事業につきましては、宅地造成及び特定盛土等規制法が令和4年5月27日に公布されたことから、関係法令が整備されることが予定されております。今後、国や県の動向を注視するとともに、関係部局と協議を進めてまいります。 次に、(2)についてお答えいたします。 近年、手賀沼周辺の圃場においてコブハクチョウによる稲の食害が深刻となっています。被害が拡大しないよう、追い払いや一時捕獲及び手賀沼から上がってくる場所に防鳥ネットを設置するなど対策を行っております。 コブハクチョウ対策は広域で取り組む必要があり、令和元年度から手賀沼を管理する千葉県と、我孫子市、柏市、印西市、白井市で、手賀沼に生息するコブハクチョウによる農作物被害の対策について協議しているところです。また、手賀沼に急速に繁茂しているナガエツルノゲイトウや、オオバナミズキンバイなど外来水生植物の対策については、千葉県が令和2年度から計画的に駆除を実施しており、千葉県、我孫子市、松戸市、柏市、流山市、鎌ケ谷市、印西市、白井市及び市民団体等で構成される手賀沼水環境保全協議会において、外来水生植物の監視、駆除事業に取り組んでおります。
○議長(甲斐俊光君) 芹澤正子議員。 〔芹澤正子君登壇〕
◆(芹澤正子君) ありがとうございました。 手賀沼の環境保全については緩やかなものが、既に我孫子、柏市、印西市、白井市とできているというので、それで問題ないというか、これからもみんなでやっていかないと、その当初は結構厳しく、何市は何の対策もしないから幾つもの赤ちゃんが生まれたなんて露骨に書かれたりするので、10年という寿命の中で、かわいいとか、すてきだとか、そんなことではなく、農家の被害を防いで続けていってほしいと思います。 それと栄の残土の埋立工事ですが、違反があっても罰則はなしというために、今回、次のときに資料をたくさん提供します。市に出す、検査するというときだけ、その台数入れといて、それが終わった途端に、だだだだだって、すごい数が入っています。それで、今回の事故が子どもでない、小学生でなかったから大きな騒ぎにはなりませんでしたけれど、何かが起きてからでも遅いし、ペーパードレーン方式というやり方で、今、土を沈めている段階です。下のほうには池があります。コンクリで今やっていますが、いろんな問題、赤道の問題とかたくさんの問題を担当している人がいろいろ動いています。そんな中ですので、次の議会で再度質問いたしますから、違反があっても罰則はなしの現状で、我孫子市はこのまま守っていけるかどうか、この次しっかり伺いたいと思います。 今日はこれで終わります。どうもありがとうございました。
○議長(甲斐俊光君) 以上で芹澤正子議員の質問を終わります。 以上をもちまして市政に対する一般質問は終わりました。---------------------------------------
△議案に対する大綱質疑
○議長(甲斐俊光君) 議案に対する大綱質疑は通告がありませんので、ないものと認めます。---------------------------------------
△予算審査特別委員会設置及び議案第6号、議案第7号委員会付託
○議長(甲斐俊光君) お諮りいたします。議案第6号、令和4年度我孫子市一般会計補正予算(第4号)、議案第7号、令和4年度我孫子市一般会計補正予算(第5号)につきましては、8名の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(甲斐俊光君) 御異議ないものと認めます。よって、そのように決定されました。---------------------------------------
△予算審査特別委員会委員選任の件
○議長(甲斐俊光君) ただいま設置されました予算審査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、西垣一郎議員、高木宏樹議員、澤田敦士議員、戸田智恵子議員、佐々木豊治議員、早川真議員、野村貞夫議員、久野晋作議員、以上8名の議員を指名いたします。---------------------------------------
△上程議案委員会付託
○議長(甲斐俊光君) 予算審査特別委員会に付託されました議案を除く各議案につきましては、お手元に配付の付託表のとおり所管の委員会に付託いたします。---------------------------------------
△請願の件
○議長(甲斐俊光君) 日程第2、請願の件を議題といたします。 (巻末資料に掲載)